国債vs.定期預金!何が違い、どちらが優れている?
国債と定期預金は、金融商品としての性格が近い商品です。でも、もちろん、全く同じと言うわけではありません。
私達としては、国債と定期預金のうちどちらを選べばいいのでしょうか。あるいは、それらに代るような優れた金融商品が存在するのでしょうか。
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途中で現金化したときに元本割れする?
国債と定期預金の大きな違いの一つが、途中で現金化したときに元本割れするかどうかです。
定期預金の場合は、途中で解約しても元本割れはありません。一定のペナルティはありますけどね。
一方、国債の場合は市場価格で決まるので、償還前に現金化すると元本割れのリスクがあります。その代わり、儲かる可能性もありますけどね。
国債と定期預金、誰が誰にお金を貸しているか確認しておこう
国債と定期預金の違いは何でしょうか。本質的な違いとしては、お金を借りている人の差だけだと考えて良さそうです。
もちろん、細かく見ていくと色々と違う点もあるのですけどね。
投資期間が同じなら国債の方が有利
投資期間が同じなら、定期預金よりも国債の方が金利が良いことが多いです。でも考えてみれば、これは当たり前の事と言えそうです。
定期預金は国債を使って運用していますよね。国債の方が金利が低ければ、銀行としては損を指定しまいます。ですから、銀行としては国債の金利以上に高い金利を設定し辛いのです。
定期預金を始める前は個人向け国債と比較をしてみよう
定期預金は個人向け国債と類似点が多い商品です。しかも、金利に関しては定期預金よりも個人向け国債の方が有利なことが多いです。ですから、定期預金を始める前には、必ず個人向け国債の金利をチェックする習慣をつけるようにしたいものです。そうしないと、不利な条件で預金をすることにもなりかねません。
個人向け国債よりも定期預金の方が有利なことも
ネット銀行の一部では、同じ期間の個人向け国債よりも有利な金利の定期預金があるようです。例えば、住信SBIネット銀行などは、有利な金利の定期預金を作れることが多いようです。
金利の有利な銀行の口座を作っておくと、何かと便利です。興味があったら、サイトなどをチェックしてみると良いでしょう。
ちなみに、住信SBIネット銀行は、金利以外でも便利な点が多い銀行です。コンビニATMが無料だったりします。