定期預金の代りに債券に投資するのはどうだろう?

債券は定期預金に比較的性格が近い商品です。しかも、金利と言う意味では、定期預金よりも有利です。

債券に投資するという可能性について考えてみましょう。どんな点が有利で、どんな点が不利なのでしょうか。

債券って何だろう?

まずは、「債券≒借金の借用証書」だと理解しておけば良いでしょう。

多くの債券では、定期的に利息が支払われ、期限が来ると貸したお金が戻ってきます。契約によっては、これ以外の返済方法も用意されています。

普通の借用証書と大きく違うのが、債券には市場があって債券自体を売買できると言う点でしょうか。投資家としては、これは投資家には非常に便利です。好きな時に現金化できますからね。

債券を発行する側のメリットは何だろう?

銀行からの借り入れではなく、企業や国などが債券を発行するメリットは何でしょうか?

銀行の借り入れよりも低利で借りられると言うのは大きなメリットかもしれませんね。ただ、それ以外にも色々とメリットは考えられそうです。

ちなみに、理屈の上では、株式による資金調達が一番高コストと考えられています。

債券ってどこで買えるの?

基本的には、債券は証券会社で買うこととになります。しかし、個人向け国債など、一部の債券は銀行などで買えるものもあります。

債券は元本保証なのだろうか?

いくつかの条件は付きますが、債券と言うのは基本的に元本保証です。

ただ、債券を発行している企業が倒産した場合などは、1円も戻ってこなくなるリスクもあります。

債券投資っていくらくらいで始められるだろう?

債券ごとによって、いくらから購入できるかはぜんぜん異なります。

新発の日本国債なら5万円から購入が可能と言うものが多いです。さらに、個人向け国債なら1万円から購入可能です。

このあたりの債券は、個人でも手が出しやすいでしょう。

社債の場合は、個人でも買えるように、100万円程度から購入できるようにしているものもあります。しかし、1億円以上出さないと投資できないような、完全に法人向けと言って良いものも多いです。

利付債ってなんだろう?

定期的に利子が払われる債券のことを、利付債といいます。

参考:利付債とは

割引債って何だろう?

定期的に利子が払われない債券のことを割引債といいます。

参考:割引債とは

債券投資においてクーポンって何だろう?

債券投資に関する情報を調べていると、クーポンと言う言葉に出会うことがあります。これって一体なんでしょうか?

現在では「クーポン=利息」と考えておけば良いでしょう。色々な歴史的な経緯はあるのですけどね。

債券投資って難しいの?

債券の評価は素人には難しいです。債券の金利は発行体の破綻リスクなどできまりますが、破綻リスクを見極めるのが難しいのです。

定期預金よりは債券の方が良いよね

債券投資は難しいですが、それでも定期預金に比べれば有利だと思われます。例えば、個人向け国債の金利と同じ期間の定期預金を比べた場合、個人向け国債の方が有利なことが多いからです。

個人向け国債ならリスクも小さいので、定期預金よりはおすすめできます。

地方債には「暗黙の政府保証」がついている?

地方債には「暗黙の政府保証」がついているので、安心して投資できるという意見があるようです。ただ、あくまで「暗黙」です。本当に保証があるのかどうかは、不透明ですけどね。格付け機関は地方債の格付けに差をつけていますし。

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