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確実に貯蓄するには積立が良い

お金を貯めようと思ったときに、一番便利なのが積立商品を利用することです。こうすれば、よっぽどのことが無いかぎりお金を貯める事が出来ます。

これまで貯蓄が上手く行かなかったという人は、ぜひ積立を試してみてください。

それでは、積立のどこが良いのか、どこで積立てるのが良いのか、チェックしていきましょう。

積立をするのが大事です

資産運用の第一歩は運用する資金をつくこと、そのためには積立が大事なんです。

積立商品を利用

別のページでも書いているように、貯蓄目的の銀行口座を作り、そこに毎月決まった額を預入れをするという戦略はとても有効です。

ただ、毎月やるとなると、ちょっと面倒なのも事実です。そんな人にお勧めなのが、積立型の商品なのです。積立なら、最初に申し込むだけで自動的にお金がたまります。

「自動的に」というのが重要なポイントです。大事な事なので、色付きで書いておきましょう「自動的」に貯まります。

ところで、積立というと、銀行などの積立を思い出す人も多いと思います。でも、実際は、様々な金融商品を積立てることが出来ます。

実際に積立をするときは、幅広い金融商品を検討してみてください。

オートマチックにお金が貯まるって大事

積立を使うと、自動的にお金が貯まるのです。オートマチックにお金が貯まる仕組みって事ですね。

銀行預金だけでお金を増やすのは大変:ちょっとはリスクをとってみたら?

ところで、積立商品は何を使うかというのは、非常に大きな問題です。というのも、銀行預金で貯めると、非常に大変なのです。銀行預金の金利はほとんどゼロといって良い状態ですからね。

でも、これって、どのくらい大変な状態なのでしょうか。確かに、金利がゼロだとお金を貯めるのは大変というイメージはありますけどね。

ある程度の金利が付く場合と比べて、金利ゼロの銀行はどの程度の差が出てくるのでしょう。月々一定額を積み立てるときに金利があるとどの程度違うかを具体的にみてみましょう。

20年かけて2,000万円貯める(積み立てる)場合を考えてみましょう

とりあえず、20年間をかけて2,000万円を積み立てる場合を考えてみることにします。まず、銀行預金を使う場合です。この場合、金利はほとんど付かないので金利ゼロで考えてみましょう。そうすると

2,000万円÷20年÷12ヶ月=83,333円

月に8万円以上積み立てていかなければなりません。これは結構しんどいですよね。次に1%・3%・5%・10%・15%の金利が付く場合を考えてみます。

減債基金係数表というのを使うと20年で2,000万円を貯めるのには次のような月々の積立が必要です。

金利1%の場合:2,000万円×0045(減債基金係数表より)÷12ヶ月=75,000円
金利3%の場合:2,000万円×0037(減債基金係数表より)÷12ヶ月=61,666円
金利5%の場合:2,000万円×0030(減債基金係数表より)÷12ヶ月=50,000円
金利10%の場合:2,000万円×0018(減債基金係数表より)÷12ヶ月=30,000円
金利15%の場合:2,000万円×0010(減債基金係数表より)÷12ヶ月=16,666円

さすがに金利10%とか15%というのはリアリティがないかもしれませんが、金利が1%付くだけで全く金利が付かない場合に比べて1-70,000円÷83,333円=0.16となり月々の積立額が16%も小さくなる事が分かります。

同様に計算してみると、

金利1%の場合:1-70,000円÷83,333円=0.16 金利0の場合に比べて16%小さくてもO.K.
金利3%の場合:1-61,666円÷83,333円=0.26 金利0の場合に比べて26%小さくてもO.K.
金利5%の場合:1-50,000円÷83,333円=0.40 金利0の場合に比べて40%小さくてもO.K.
金利10%の場合:1-30,000円÷83,333円=0.64 金利0の場合に比べて64%小さくてもO.K.
金利15%の場合:1-16,666円÷83,333円=0.80 金利0の場合に比べて80%小さくてもO.K.

金利3%の場合は積立の月額が26%小さい額で済みますし、金利5%の場合は40%小さい額で済むことが分かります。月々の支払額が26%引き、四割引になるとなれば無視できないですよね。これだけの差があるのならちょっとリスクを取って見ようという気になりませんか?

  • 参考:お金を積立てられるのは銀行だけではない│リスク商品の積立て
    積立て商品というと、銀行の定期積金などが思い出されます。でも、リスク商品の積立ても可能なんですよ。比較的なじみがあるところでは、投資信託などが有名でしょうか。変額年金の積立なども有名かな。その他、株式や貴金属などの積立も可能です。
預金金利で増やすのは大変

預金だと積立ててもほどんど増やせません。やっぱり複利の力を借りたいものです。リスクは怖いですが。

どんな積立商品があるのか

ところで、積立をするには、どんな金融商品が使えるのでしょうか。

  • 参考:積立が出来る金融商品
    お金を貯めるときに、積立商品を使うのは良い方法です。そして、積立可能なのは銀行預金だけではありません。

銀行の定期積金

まず思いつくのが、定期積金のような銀行の積立ですね。定期積金は、毎月定額を定期預金にしていく仕組みだと思ってください。もっとも、これでは、上に書いたようにほとんど増やすことができません。上に書いたように、増やすことも考えないと、かなり厳しいでしょうね。

もっとも、安全性と流動性に関しては、とても優れた商品です。その点を重視している人にはいい商品かもしれません。

財形貯蓄制度

会社勤めの人の中には、財形貯蓄制度が使えるという人もいるかもしれません。これも普通に定期積金を使うよりは若干有利ですが、まあ、ほとんど増えないでしょう。また、制度のメリットである減税措置も、金利が低い時期にはほとんど意味がありません。

さらに、制度の制約で流動性が低いので、もしかしたら欠点の方が多い仕組みかもしれませんね。

まあ、住宅購入のための資金として貯蓄するのなら、財形住宅貯蓄が便利かなあ。逆に、財形年金は使わない方が良いです。確定拠出年金(個人型)などを検討しましょう。

貯蓄型の生命保険

次に考えられるのが、生命保険を使った貯蓄です。養老保険や学資保険などが代表的な貯蓄型の保険です。他に、終身保険も貯蓄目的で使えます。

これらの保険も、基本的には固定金利のものが多いです。金利が低い時期に固定金利の商品を使っても、たいして増やす事は出来ないでしょう。その上、流動性が低いという問題があります。元本割れするので、解約がし辛いのです。

外貨預金や外貨建てMMF

外貨預金や外貨建てMMFを使って積立てることも可能です。まあ、これに関しては、対応している金融期間を探さないといけないですけどね。

外貨預金や外貨建てMMF に関しては、一見金利が高そうに思えるかもしれません。しかし、為替変動を考えると、有利な商品とは言えないのです。なぜなら、為替というのは金利差を打ち消す方向に動くと考えられるからです。

となると、期待されるリターンは小さいのにリスクは大きい商品と言えそうです。為替リスクは大きなリスクですからね。そして、外貨預金の方は、金融機関が倒産するとお金が戻ってこない可能性もあります。

投資信託の積立

ある程度のリターンを求めるなら、投資信託で積み立てることになるでしょう。最近は投資信託の積立に対応している金融機関が増えてきましたので、利用しやすい環境にもなっているはずです。

個人的にお勧めなのは、日本株と外国株のインデックスファンドを積立てる事です。手数料が小さいので、長期的に見て有利だと考えられます。分散投資という意味でも、インデックスファンドなら、広く分散できていると言えるでしょう。

ただ、これだけだとリスクが大きいのも事実です。リスクを下げたいのであれば、銀行の定期積金なども加えてポートフォリオを組めば良いでしょう。

ちなみに、株式中心のインデックスファンドは「つみたてNISA」を使う事が出来ます。というか、株式を含んだ投資信託の積立でないと、「つみたてNISA」は使えません。これは、金融庁が、株式の積立は有利だと考えている証拠でしょうね。

つみたてNISA は税制的に非常に有利なしくみです。

確定拠出年金

確定拠出年金も積立商品の一つです。しかも、税制的には圧倒的に有利です。というのも、掛け金の全額が所得控除の対象になります。

掛け金の額にもよりますが、年間数万円から数十万円の節税ができる人が多いでしょう。利用可能なら、ぜひとも利用すべきです。

株式やETF の積立

この他に、株式やETF を積立てるという手もあります。「るいとう」やカブドットコム証券の「プレミアム積立」を使うと積立てる事が可能です。

率直に言って、個別株の積立は、あまりお勧めはできません。理由は簡単で分散投資ができないからです。

何かしらの相場観があって売買をするのなら、積立でなく普通に売買した方が良いでしょう。最近は少額で株式を買えますから、わざわざ積み立てる必要もないだろうと考えます。

  • 参考:株式るいとう
    株式るいとうは株式を積み立てることができる商品です。将来的に本格的に株式投資にチャレンジしたいと言う人には良いサービスかもしれません。個人的には、カブドットコム証券のサービスが柔軟性が高くてお勧めです。
  • 参考:ネット証券で買える「株式るいとう」に類似した商品
    投資信託にも株式るいとうと同様の積立サービスがあります。最近はこちらの方が有名でしょうか。月々の積立価格は幅広く、1万円からしか積み立てられない金融機関もあれば、500円から積み立てられるところもあります。小額からはじめられるので、はじめやすいのもうれしい点ですね。

個人的にお勧めできるのは、ETF の積立です。ETF ならインデックスファンド同様に、分散投資を意識しながら積立が出来ます。ただ、ETF とインデックスファンドのどちらの手数料が安いかは、ちょっと微妙なところではあります。

一番手数料を安くしたければ、インデックスファンドで積立て、定期的にそれを売却してETF を買うという方法なのでしょうけどね。普通はそこまでの手間は、ちょっとかけられないでしょう。

純金・プラチナの積立

この他に、純金やプラチナの積立もあります。

  • 参考:純金・プラチナの積立でお金を増やす

    積立可能なのは金融商品だけではありません。純金やプラチナなどの貴金属も積立投資が可能です。貴金属の積立の場合は、手数料がちょっと高くつくことがありますから、ちょっと注意は必要でしょう。また、投資商品として適切なのかどうか議論があるところでもあります。

純金で積立てることも可能です

現在は様々なものが積立てられます。ちょっと変わったところでは、純金やプラチナまでも積立て可能です。それにしても、積んだ上に人が立っているから積み立てなの?

余談:貯蓄の相談をFPにするって言うのは危険だな

最後にちょっと余談です。

貯蓄の必勝法は綺麗な財布?

Yahoo!ニュースを読んでいたら、「FPが教える、お金が貯まる人の『5つの特徴』」という記事が載っていました。BUSINESS INSIDER JAPAN という媒体の記事のようです。1

タイトル通り、FPが寄稿している記事のようです。何か参考になるかと思い、軽く目を通してみました。

その記事によると、お金が貯まる人の特徴には、次のようなものがあるそうです。

1. 自分の“好み”を知っている
2. お財布がキレイ
3. 柔軟で行動力がある
4.「やりたいこと」を持っている
5. 家族仲がいい

はあ、そうですか。

これが、なにか客観的な裏付けがあって書かれたものなら良いんですけどね。ある程度のサンプルを取って調査したとか。

でも、全部、記事を書いたFPの体験にもとづく主観なのです。言っては悪いですが、ほぼオカルトだと感じました。

いや、もっと言うと、こういうのが記事の中に混じっていてもいいんですけどね。一般の読者に共感を呼ぶのは大事でしょうから。でも、3ページの記事で全編これだと、ガッカリしてしまいます。

こういう記事を見るたびに、FPってピンキリだなあと思ってしまいます。一応1級の資格は持っているようですが、実務能力は疑問だなあ。

それにしても、これ、署名記事なんですよね。勇気がある。あ、敢えて名前は出しませんけどね。そこまで悪趣味でもないんで。

根本的に間違っている

もう一つ気になったのが、このFPの次のような意見です。実はこちらの指摘の方が重要かもしれません。

「収入」があって、そこから「支出」をし、残りが「貯蓄」。

だから支出を小さくしましょうという話のようです。で、節約の話が出てくるわけですね。

ただ、この考え方をしていると、まずお金は貯まりません。少なくとも、強い意志を持って行動できる自律的なタイプでないと貯蓄は難しいでしょう。

はっきり言って、順番が違うのです。お金を貯めたければ、次のような思考パターンい切り替えないと難しいです。

収入があってそこから最初に貯蓄をする。そして、残ったお金で生活をする。

人間なんて意志が弱いもので、支出を削って貯蓄に回すのは意外と大変です。それよりは、最初に貯蓄してしまうわけですね。

で、これをシステム的にやるために、毎月一定額を積立ててしまうのです。そして、残ったお金で生活します。絶対に借金はしません。

こういうやり方にすれば、嫌でもお金は貯まります。FPだったら、こういうアドバイスがしたいものです。

綺麗な財布の人はお金が貯まるとか書かれて持って話ですわ。FPっていうのが、ビジネスとして、なかなか認知されないわけですね。

  1. FPが教える、お金が貯まる人の「5つの特徴」
    BUSINESS INSIDER JAPAN 1/27(土) 12:10配信 []

貯蓄用の口座には住信SBIネット銀行がおすすめ

貯蓄を始めるには、専用口座を持つのが一番です。しかも、自動的に積立てることが出来るようにしておくと、成功の確率が高まります。

貯蓄のための機能が充実したのが、住信SBIネット銀行です。貯蓄目的別のミニ口座を持てるほか、他行から定期的に引き落とすして積立てることも出来ます。

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