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毎月の平均貯蓄額なんて、気にするのは止めましょう

インターネットで貯蓄に関して調べていると、年収と毎月の貯蓄額の平均を紹介している記事を見つけました。
「年収400万円台だったら、月に2万円くらいですね」といった感じの内容です。

そして、その段落の最後で、手取りの10%を目標にして貯蓄しましょうと呼びかけていました。
ご想像の通り、FP(ファイナンシャル・プランナー)を名乗る人が書いた記事です。

正直に言って、とても違和感を感じました。

収入と貯蓄額にある程度の相関があるのは、自然なことでしょう。
ですから、そのデータを紹介すること自体はいいのです。

だからと言って、なんで平均にあわせて貯蓄をしなければいけないのでしょう?

考える順番を完全に間違えている気がします。

貯蓄のために貯蓄をするのはナンセンス

貯蓄というのは、本来、何らかの目的があってするものです。
老後の資金だったり、住宅の頭金だったり、車の買い替え費用だったりという目的が先に来るべきものです。

先に貯蓄額ありきで話を進めていくのは、本末転倒なんですよね。
何らかのプランが最初に無い貯蓄なんて、全く意味がありません。

そもそも、最初のプランを作る手伝いをするのが、ファイナンシャル・プランナーの一番の仕事のはずです。
その人がプランを放棄して、「みんなが○万円貯めているから、あなたもがんばりましょう」というのは…ねえ。

平均なんて気にするな①

年収の額から貯蓄額を考えるのがナンセンスな理由をもう少し具体的に説明しましょう。

仮に、Aさんという人を考えてみましょう。

Aさんは40歳代の女性で、結婚歴はありません。
子供もいません。

仕事の評価は大変高く、年収は1千万円を超えています。
手取りで見ても800万円以上はあります。

自宅はマンションで、自分が所有している物件です。
ローンはもうすぐ完済する予定です。

それに加えて、2,000万円の金融資産も持っています。
さて、このAさんは、貯蓄が必要でしょうか?

まあ、普通に考えれば、「貯蓄したければすれば良いけど、好きに使えば良いんじゃない」という答えになるでしょう。
もちろん、彼女に何か目的があれば、貯蓄したら良いと思いますけどね。

平均なんて気にするな②

次にBさんという人を考えましょう。

Bさんは30歳代の男性で、年収は500万円ほどです。
Bさんは既婚で、妻と小学生の男の子が一人います。

人のいいBさんは、友人の借金の連帯保証人になっていました。
そして、その友人は突然、姿を消してしまいました。

友人が残した借金は300万円とそれほど大きくはありません。
ただ、金利は年10%とそこそこの高金利です。

さらに、Bさんは住宅を購入したばかりで、2,000万円の住宅ローンが残っています。
住宅の頭金でまとまったお金を使ってしまったので、預貯金は200万円しか残っていません。

こんな場合でも貯蓄をしますか?

こんなケースなら、借金の返済を優先させるのが合理的ですよね。

預貯金をすべて返済に充ててしまうのは、いざという時に心配です。
ですから、預貯金のうち半分は返済にまわすくらいで良いでしょう。

そうなると、友人の借金は残り200万円です。
この200万円は金利が高いですから、お金の余裕ができた分は繰り上げて返せるように努力するほうが良いです。

二重にローンがあったら、当然、貯蓄なんてできっこないですよね。
もし貯蓄ができるなら、さっさと返済しろという話です。

貯蓄を考えるのは、どんなに早くても、友人の借金を返し終えた段階からです。

平均を知りたい気持ちはわけど…

平均を知りたい気持ちは良くわかります。
でも、平均がいくらだから、自分も同じくらい貯蓄しなければと考えるのは止めましょう。

そんなことを考えても、プレッシャーを感じるだけで良いことはありません。

上の2つの例は極端ですが、状況によって貯蓄に対する取り組み方は違う事がわかると思います。
家庭の事情は人それぞれですから、平均を気にしてあわせる必要なんて全くありません。

あくまでも最初に考えるのは、将来のプランです。
まずは、それを作ることを考えたいものです。

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