クレジットカードは大変便利なものです。
このページを読んでいる人も、おそらく1枚や2枚は持っていことでしょう。
海外旅行をする際には、クレジットカードを持っていないと大変不便をします。
また、ネットでの買い物をするときも、カードを使わないで買い物をするのは大変でしょう。
さらに別のページでご紹介したように、公共料金の支払でクレジットカードを使うのもメリットがあります。
カードによっては支払額の1%程度のポイントバックが受けられるからです。
こんな便利なクレジットカードですが、使い方には十分に注意が必要です。
クレジットカードがお金を貯める障害になる事もあるのです。
分割払いの利息が大きすぎる
まず、よく言われていることですが、分割払いやリボ払いにしたときの利息が高すぎます。
通常、年利換算で10%以上の金利が設定されています。
ということは、例えば、平均して30万円の支払残高が有る人なら、年間3万円以上の金利を払っていることになります。
私たちが銀行にお金を預けたときの利息と比べると、法外と言っていいでしょう。
こんな利息など払っていたら、お金が貯まるわけがありません。
クレジットカードで分割払いをするということは、お金を借りているのと同じ事だと理解しましょう。
これが一つの問題点です。
クレジットカードでの買い物は通常と違った感覚を持つ
分割払いの金利が問題なら、一括で払えばいいのかというと、必ずしもそうではありません。
クレジットカードでの買い物をすると、お金を使いすぎる事が分かっています。
具体的には、行動経済学という、経済学と心理学の中間的な学問があるのですが、その研究の中で明らかにされています。
なぜそんな事になるかというと、クレジットカードでの買い物では財布から現金が減りません。
ですから、お金を使ったという意識が希薄になるというのがその説明です。
さらに詳しく知りたい方は、「行動経済学」「心の財布」といったあたりで調べてみてください。
何にしても、クレジットカードだと使いすぎるという話は、実感に当てはまるという人は多いでしょう。
カードだとつい大きい買い物をしてしまう人は少なからずいるようです。
また、バブル期にはクレジットカードで買い物をしすぎて返済できなくなるカード倒産が話題になりました。
買い物を押さえられないと、貯蓄は難しいはずですよね。
クレジットカードは便利だけどその危険性は十分に認識しておきたいものですね。
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タグ: 行動経済学





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