万が一に備えるとなると、保険を思い浮かべる人も多いでしょう。
確かに、保険は経済的なピンチに備えるのに便利な金融商品です。
でも、貯蓄で対応できるのなら、保険に頼らない事をおすすめします。
なぜ保険を使わない方が良いかというと、保険は手数料が非常に高いからです。
反発があるのを覚悟の上で言わせていただくと、親の取り分が大きいギャンブルをしているようなものなのです。
また、一般的に保険に入った方がいいと考えられているものでも、よく検証してみると保険の必要性が小さいこともあります。
保険が必ずしも必要ではないケース
例えば、100万円以上の預貯金があれば、医療保険に入らないという選択も可能です。
仮に長期に入院するような病気をしても、健康保険に入っていれば、そこまでの医療費はかからないのです。
長期入院で個室を使うような場合や、先進医療を受けるような希望がある場合は、医療保険も必要ですけどね。
特別なものを希望しない限り、そんなにお金はかかりません。
さらに言うと、家族構成によっては死亡保険(誰かが亡くなったときに保険金が支払われる生命保険)にも入る必要がありません。
なぜかというと、遺族年金である程度対応できるからです。
あとは、自動車保険の車両保険なども利用しなくてもいいかもしれません。
車両保険というのは、車の修理や再取得の費用を補償してくれる保険のことです。
なぜ車輌保険は必ずしも必要ないかというと、修理費用は貯金の範囲で対応できる可能性が大きいからです。
車が無くても生活に大きな支障がないような状況でしたら、車両保険なしでも大丈夫なのです。
貯蓄があれば保険は減らせる
保険なしでどこまで対応できるかは、家族構成や生活スタイル、貯蓄額などによって違います。
例えば、貯蓄が無い場合は、医療保険の必要性は大きくなります。
これは逆に言うと、既に預貯金がある人は、保険を減らせると言う事です。
減った保険は貯蓄にまわせますから、よりお金が貯まりやすくなります。
好循環が生まれるのです。
貧乏人ほど保険が必要
保険はお金を持っている人が入ると言うイメージを持っている人も多いようです。
でも実は、その考えは間違っています。
貧乏人ほど保険に入るべきなのです。
貧乏人の方が保険が必要という理由は簡単です。
お金を持っていないと、万一の事態に対応できないのです。
逆にお金持ちは、万が一の事態でも、預貯金で対応できるのです。
そして、保険で対処するよりも預貯金で対処する方が合理的です。
ただ、お金を持っていない人は、イザと言うときに保険に頼るしかありません。
スポンサードリンク
貯蓄用の口座には住信SBIネット銀行がおすすめ
貯蓄を始めるには、専用口座を持つのが一番です。しかも、自動的に積立てることが出来るようにしておくと、成功の確率が高まります。
貯蓄のための機能が充実したのが、住信SBIネット銀行です。貯蓄目的別のミニ口座を持てるほか、他行から定期的に引き落とすして積立てることも出来ます。

スポンサードリンク





関連した記事を読む
- ファミリーマートにあるゆうちょ銀行のATMが16言語対応に| 対応している店舗が少なすぎませんか?
- 定期保険を使ってお金を貯めることができる
- 学資保険の保険料一括払いってどういうこと?| 何をどう考えてもこれを選ぶ理由はみつかりません
- 終身保険で貯蓄をするメリットとデメリットは何だろう?
- 生命保険で大学の学費を積立てるデメリットは| 固定金利の商品は長期運用には向かないよ