積立をしてお金を貯める時の選択肢として、株式を積立てることを選ぶこともできます。株式累積投資というサービスです。
株式累積投資というのは、実は以前からあるサービスです。野村證券のサイトによると、1993年からあるサービスみたいですね。1993年と言うのが、野村證券が始めたタイミングなのか、日本で最初の取扱があったタイミングなのかは分かりませんが。
ちなみに、株式累積投資という正式名称よりも、「るいとう」という略称の方がよく知られています。このサービスを使えば、積立商品として株式を選ぶことも可能です。
カブドットコム証券のワンコイン積立がおすすめ
株式の積立で個人的にお勧めなのが、カブドットコム証券のワンコイン積立です。このサービスは簡単に言うと、るいとうをより柔軟に進化させたサービスと考えて良いでしょう。
ワンコイン積立では、名前から分かるように、月々500円からの積立が可能になりました。一方のるいとうは、月々1万円からしか投資できません。
またワンコイン積立で積立てた株式は、投資家名義になるのもるいとうとの違いです。るいとうの場合は名義変更は行われず、単元株になるまでは証券会社名義です。
手数料で比較しても、ワンコイン積立の方がるいとうよりも安いようです。まあ、興味がある方はカブドットコム証券のワンコイン積立をチェックしてみてください。
作られた当時は意義が大きかったはずです
最後にちょっと余談です。
るいとうが出来た1993年ころだと、るいとうの存在意義は大きかったでしょう。というのもこの当時は、1,000株単位でしか買えない株式が多かったからです。
1銘柄買うだけでも、最低でも数十万円単位のお金が必要でした。株式で分散投資なんて、夢のまた夢です。
そんな状況でしたから、るいとうと言うサービスは個人にはありがたいものでした。月々1万円という、庶民でも十分に手が出る価格で株式投資が出来たのです。これなら、株式の分散投資も可能ですしね。
ただ、現在は、るいとうの存在意義は小さくなっているように思います。
多くの株は数万円単位で単元株の購入が可能です。また、投資信託のような商品も充実してきました。投資信託を使えば、小額で株式の分散投資も簡単です。
今となっては、ちょっと古い商品と言う感じがします。
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