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夫の死亡に備えて学資保険に入る事は必要?| 教育資金の貯蓄は保険でないといけないのか疑ってみよう

子供の大学進学費用の貯蓄に学資保険を使う最大のメリットは、夫の突然の死亡にも備えられる事です。夫が万が一若くして亡くなる様なことがあっても、学資保険に入っていれば進学を諦めなくて済むわけですね。

これは数ある貯蓄商品の中から学資保険を利用するのに十分な理由のようにも思えます。万が一のことが起こっても子供が進学を諦めなくて良いのですから、力強い見方という感じがしますよね。

夫の死亡に備える必要性って大きいの

でも、冷静に考えると、ちょっと疑問があるのも事実です。夫の死亡に備える必然性って、そんなに大きいのでしょうか?

例えば積立期間が20年として、積立開始から10年後に夫が亡くなったとします。金利を無視して考えれば、この時点で積立額の半分は貯まっているはずですよね。

母子家庭の場合、奨学金の審査に通りやすいなどの便宜もあるでしょう。そうであれば、学費の半分も用意できていれば、大学進学は何とかなりそうな気がしませんか?

あるいは、3年生と4年生の2年分くらいの学費なら、子供がバイトで稼ぐことだってできるでしょう。

他にもいろいろと方法は考えられます。工夫次第で十分に対応できそうな気がするんですよね。

本当に若いうちになくなるケースでは他の保険と一緒に考えればOK

ある程度お金が貯まっていれば、上のような臨機応変な対処は可能です。問題になるのは、もっと若くして夫が亡くなるようなケースでしょうか。

確率としては大きくないものの、そういうケースだって無いとはいえませせんよね。夫が30代のうちになくなるようなケースです。

でも、こんなケースに対応するのは難しくありません。子供が生まれてから一定期間は夫の死亡保険をちょっと手厚くしておけば良いのです。

学資保険を検討しようという家庭なら、定期保険などの保険に入って夫の死亡に備えているでしょう。ある程度お金が貯まるまでは、その死亡保険金額をちょっと高めにしておくのです。具体的には300万円とか400万円くらいでしょうか。

こんなふうにすれば十分に対処可能です。それに、若いうちは保険料も安いですから、保障を手厚くしても負担としてはそれ程増えません。

学資保険には大きなデメリットがあるから

学資保険には大きなデメリットがあります。具体的に書くと、コストが高かったり、インフレに弱かったりするのです。

個人的には、インフレに弱いという点は特に気になります。ですから、学資保険の利用を避けられるのなら避けた方が良いのではないかと思っています。

幸い貯蓄型の金融商品はたくさんありますからね。それに死亡保険の部分に関しては上に書いたように別枠で考えることができます。

必ずしもこの商品にこだわらなくても、大丈夫そうではあります。そうであるのなら、学資保険以外の選択をする方がお勧めですよ。

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