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投資信託でも大学の進学費用の積立が可能

投資信託を使って教育資金の積立をすることも可能です。最近はネット証券が投資信託の積立に力を入れています。ですから、投資信託はかなり貯蓄に使いやすい商品になっています。

投資信託を使う場合は、必ずしも大学の進学費用に限定する必要はありません。ご家庭の金融資産全体の運用と一緒に、教育資金も貯めていくべきでしょう。

こうするのが合理的なのは、別のページでも書いた通りです。本来、資金運用では、目的ごとに使用する商品を分けるのは合理的ではないのです。使い道を教育資金に絞ることで、有効なお金の使い方が出来なくなってしまうのです。

投資信託を使う際に注意する点

ちなみに、投資信託を使って積立てる場合、注意するのは次の3点です。

・ 複数の投資信託を使って分散投資する
・ 株式に投資する投資信託を含める
・ インデックスファンドを使って余分な手数料を払わないようにする

複数の投資信託を使って分散投資する

分散投資をすると、リターンを下げずにリスクを小さく出来ることが知られています。最低でも、日本の株式と海外の株式を使って分散することが必要です。

リスクを小さくしたい人は、国内債券に投資する投資信託を組み込むと良いでしょう。ただ、全額国内債券に投資するのはお勧めしません。これは、次の項で説明しましょう。

株式に投資する投資信託を含める

安全重視で行きたい人は、全額を国内債券に投資する投資信託で運用したいと思うかもしれません。しかし、個人的にはこれはおすすめできません。

学資保険ではなく投資信託を利用するメリットの一つは、株式を組み込むことでインフレ対策が出来ることです。ですから、全額債券で運用してしまっては、そのメリットが活かせないのです。

元本割れを怖がる人は多いのは知っています。しかし、インフレが起きて実質的な価値が落ちることはそれ以上に怖いことです。

ある程度は株式を組み込んだポートフォリオを作るように心がけましょう。

インデックスファンドを使って余分な手数料を払わないようにする

学資保険ではなく投資信託を使って積立をするメリットの一つが、手数料を引き下げることが出来るという点です。ただ、投資信託の手数料は幅広いので、手数料が高い投資信託を選んでしまっては意味がありません。結局、学資保険を買うのと対して変わらない手数料になるかもしれません。

投資信託の手数料を引き下げるには、販売手数料と信託報酬をチェックする必要があります。ただそこまでしなくても、インデックスファンドの中から積立てる投資信託を選べば、手数料が高いものは避けられるでしょう。

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