個人向け国債は、定期預金にもっともよく似た金融商品の一つです。しかも、定期預金よりも金利が有利なことも多いです。
定期保険の契約をする前には、個人向け国債と比べて有利なのかどうか考えた上で契約すると良いでしょう。また、色々考える前に、個人向け国債を買ってしまうのも一つの手です。
類似点1:途中で解約しても元本割れしない
個人向け国債と定期預金の類似点で最も重要なのが、比較的中途解約がしやすいと言う点でしょう。
日本の定期預金の場合、基本的にいつでも解約することが可能です。また中途解約をしても、一定のペナルティはありますが、元本割れをすることはありません。
外国の定期預金だと、こうは行かないことが多いようなのですけどね。解約に応じないケースも多いですし、大きなペナルティを払わされる場合もあります。
一方、個人向け国債の場合は、購入後1年間は解約できないという縛りがあります。しかし、その後は解約は可能です。解約に対してペナルティもありますが、それを払っても絶対に元本割れをしないようにできています。
つまり、定期預金も個人向け国債も、途中で解約しても元本割れしないのです。
類似点2:国による元本保証がついている
もう一つ大きな類似点が国による元本保証です。定期預金には元本1,000万円とその利息は、ペイオフと言う仕組みで守られています。銀行などの倒産があっても、預金が紙くずになることは無いのです。
個人向け国債は国が発行する債券です。その意味では、国内の債券では間違いなく一番デフォルトリスクが小さい債券と考えて良いでしょう。
金融機関や発行体の倒産を心配しないで済むというのは、個人投資家としては大きなメリットと考えられます。
類似点が多いのだから有利な方を選べば良い
このように、個人向け国債と定期預金を比較すると、非常に良く似ていることが分かります。ということは、期間が同じ定期預金と個人向け国債の金利を比較して、有利な方を利用すれば良いということになりますよね。
一般的には、個人向け国債の方が定期預金よりも金利が高いようです。しかし一部の金融機関では、定期預金の金利がほとんど変わらないこともあります。
金利にこだわるのでしたら、金利が高いとされている銀行の定期預金と個人向け国債を比較してみれば良いでしょう。有利な方で運用すれば良いと思います。
色々考えるのが面倒なら、個人向け国債を買ってしまうのが手っ取り早いです。個人向け国債なら、同じ期間のほとんどの定期預金より有利ですから。
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