予定通りには行かないものです
お金を貯めようとおもってもなかなか貯まらないのが現実です。何か良い方法はないものでしょうか。
計画通り行かない最大の原因は予定外の出費でしょう。
急な出費があったり、どうしても欲しいものを買ってしまうことはありますよね。そんなときには、当然ですが、計画が崩れてしまいます。
こういう出費の困った所は、出費を予定に織り込んでおく事ができないことです。予定通りでは無い出費なので、貯蓄の計画を立てていても、それが崩れてしまうわけです。
このような計画の失敗を防ぐためには、発想を根本的に変えるべきでしょう。具体的にどうするかというと、次のようにします。
支出項目ごとに予算を割り振って貯蓄額を確保するのではなく、毎月の収入から貯めるお金を最初に抜いてしまうという方法です。月々の貯蓄額を除いた残りのお金の中でやりくりしていくわけですね。
こうすることで、貯蓄を最優先の支出にすることができます。
具体的な貯め方(1) 月々の貯蓄額を決める
具体的な行動計画ですが、まずは、いつまでにいくら貯めたいかを決めますしょう。例えば、住宅購入の頭金600万円を10年かかって貯めるといった感じです。
期間と金額が決まったらそこから月々の貯蓄額を割り出します。
本当は、銀行の利息や国債の運用利回りなど、運用益を考慮して計算した方が正確です。ただ、現在の低い利息では、利息は考慮しなくても、それほど影響が無いはずです。
つまり、単純に貯蓄する総額を期間(月数)で割るだけで良いのです。
今回の例では600万円を120ヶ月で割れば
600万円 ÷ 120ヶ月 =5万円(一ヶ月あたりの貯蓄額)
となり、月々の貯蓄額が5万円と求められます。
具体的な貯め方(2) お金をためる場所を決める
次にお金を貯める場所を決めます。
小額の場合は、貯蓄する封筒を用意してそこに毎月お金を入れていけばいいでしょう。ある程度高額の場合は専用の口座を用意したほうがいいかもしれません。
わざわざ貯蓄専用の口座を作るのは面倒だと考える方もいらっしゃるとは思いますが、ぜひ作ることをお薦めします。というのも、専用口座を作っておくといくらたまったかが一目瞭然なので目標の達成度合いが分かりやすいのです。
銀行の積立を利用してお金を貯めていこうという方は、普段使っている銀行の定期口座を貯蓄用の専用口座にするのもいいかもしれません。何れにしても、貯蓄の口座には他のお金を混ぜないことが肝要です。
具体的な貯め方(3) 運用方法を決める
次に運用する方法を決めます。運用と聞くと難しい事を想像してしまうかもしれませんが、全く難しいものではありません。
銀行の積立を使うとか、普通預金にするとか、郵便局の積立にするのかといったことです。
もちろん金融に詳しい人は国債や投資信託、株式を利用するのも良いでしょう。
ちなみに、定期預金の金利に関しては、店舗型の銀行よりも、ネット銀行のほうが圧倒的に高いようです。
運用方法は上の「お金をためる場所」を決めるときに一緒に考えるのが良いでしょう。運用にMMFや投資信託を利用したい人は、最初から証券会社に口座を開いておいたほうが便利でしょうしね。
最近は銀行や郵便局で投資信託を購入できるので、それを利用したい人もいるかもしれません。でも、手数料とか、投資信託の品揃えを考えると、投資信託を買うのならネット証券のほうが良いと思います。
運用方法に関しては、貯蓄する期間や目的によって、何を使うか考える必要があります。そのあたりに関してはまた別の機会に。
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