消費税が8%になるのにともない、銀行のATMの手数料もアップするようです。
これまでは、時間外や休日の引き出しだと、105円又は210円の手数料がかかっていました。それが、108円又は216円の手数料になるようです。
まあ、率直に言って、誤差みたいな額と言えばそれまでなんですけどね。それでも値上げされるのは、あまり良い気分ではありません。
ATM の手数料分の利息をもらうのは難しい
そもそも、今の銀行金利なんてゼロみたいなものですよね。ATM の手数料分の利息を受け取ろうと思ったら、一体いくら預金しないといけないのでしょうか。
ちなみに、これを書いている時点での、みずほ銀行の普通預金金利は年率で0.020%なのだそうです。ということは、5,000円預金して、やっと1年で1円の金利をもらえるわけです。今回の値上げ分の3円から6円の利息を貰おうと思うと、それぞれ1万5,000円、3万円の預金を1年預ける必要がある言うことです。
さらに、増税後のATM の引き出し手数料の108円を1年でもらおうと思うと、54万円が必要です。つまり、100万円の預金を1年置くだけでは、ATMの2回分の時間外手数料が払えない計算になります。
こうやって考えると、銀行に手数料を払うのが馬鹿馬鹿しくなりますよね。受け取る利息よりも支払う手数料が多いという人だって、少なくは無いはずです。
あ、そうそう。細かい話ですが、銀行から受け取る利息には税金がかかります。それを考慮すると、条件はさらに悪くなります。
手数料を払うのが嫌なら、ネット銀行と言う手もありますよ
ちなみに、銀行のATM の手数料を払わないで済む方法があります。と言っても別に難しい話ではありません。ATM の手数料がかからない銀行を選べば良いのです。
例えば、住信SBIネット銀行は、少なくとも月5回までは手数料が無料です。これは時間によらずなので、深夜にコンビニのATM を使っても手数料がかかりません。
あるいは、シティバンク銀行のように、100万円以上の残高がある場合がATM での引き出しが無料になるというシステムをとっている所もあります。
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貯蓄用の口座には住信SBIネット銀行がおすすめ
貯蓄を始めるには、専用口座を持つのが一番です。しかも、自動的に積立てることが出来るようにしておくと、成功の確率が高まります。
貯蓄のための機能が充実したのが、住信SBIネット銀行です。貯蓄目的別のミニ口座を持てるほか、他行から定期的に引き落とすして積立てることも出来ます。

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