国債も定期預金も金融商品である以上、どの程度のリターンがあるかは気になります。金利が良いのはどちらの商品なのでしょうか。
結論から書いてしまうと、金利と言う意味では、明らかに国債の方が定期預金よりも有利です。しかも、一部メガバンクなどと比べると、5倍以上金利が高いことがあるのです。
国債の方が有利なのは当然
考えてみると、定期預金の金利が国債の金利よりも低いのは当然の事です。なぜかというと、定期預金の一部は国債で運用しているからです。国債の金利の方が低かったら、銀行としては赤字になってしまいます。
そんなことなんて許容できるわけはありませんよね。ですから銀行としては、預金金利は国債の金利よりも低く設定するはずなのです。
定期預金の金利も横並びではない
ちなみに、定期預金の金利も横並びと言うわけではありません。銀行によってかなりの差があります。
一般的に金利が特に低いのがメガバンクです。多少条件が悪くても、預金が集まると言うことなのでしょう。
逆にネット銀行は金利面でかなり頑張っている印象です。メガバンクと比べて数倍金利が高いなんてことも珍しくありません。
個人向け国債は定期預金と国債の中間
ちなみに、国債の中でも個人向け国債は、多少低目に金利が設定されています。解約のしやすさなどのメリットがある分、金利は我慢してよと言うことですね。
もちろん個人向け国債でも、同じ期間の定期預金の金利よりは有利です。ですから金利と言う意味では、国債と定期預金の間に位置づけられる商品と言えます。
つまり、同じ期間の金利と言う意味では、次のような大小関係が有ると考えて良いでしょう。
国債 > 個人向け国債 > ネット銀行の定期預金 > メガバンクの定期預金
あくまでイメージですけどね。だいたいこんな序列が出来ています。
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