実は一時期、貯蓄型の生命保険の契約は低調でした。
理由は簡単で、市場金利が悪いのが影響し、予定利率が低かったのです。その結果、長期で積み立てても元本割れするような事態になっていました。例えば、一部の学資保険では18年積み立てても元本割れするようなケースがあったのです。
しかし最近では、貯蓄型の生命保険の契約も大分回復しているようです。その理由はおそらく、銀行での窓口販売が増えているからでしょう。
市場金利が上がっているわけではないので、当然ですが商品として有利になっているわけではありません。販売チャンネルが増えたので契約も増えたのです。
銀行にとってもメリットがあるらしい
銀行の場合、満期の定期預金を使って一時払の貯蓄型の保険を勧めることが多いようですね。これが営業をする上で効果があるようです。
本来の銀行のビジネスモデルだと、預金を集めて自分で貸付や運用をするのが基本です。しかし、保険や投資信託を販売して手数料を得るほうが利益が大きいようで、これらの金融商品を販売するのに積極的なようです。
最近は養老保険や終身保険が人気
ちなみに、銀行の生保販売にも流行があるようです。
銀行が生保の商品を扱い始めたころは、投資信託に近い変額保険や変額年金の販売に力を入れていました。しかし最近は、養老保険や終身保険の販売に力を入れているようです。
変額保険や変額年金の販売が減っているのは、保険会社の事情が大きいようですね。保険会社が無理な商品を販売して、自滅したみたいです。元本保証の変額商品と言う、わけがわからないものを売っていましたからね。
生保で貯蓄はデメリットの方が大きいと思います
個人的には、生保を使った貯蓄はデメリットが大きいのではないかと思っています。具体的には、生命保険の手数料が高いのもきになります。また、解約がしづらいと言うのも生保を避けたい理由です。長期固定金利というのも、投資をする上では最悪です。インフレに弱いですからね。
ですから率直に言って、あまり合理的な理由で生保の商品が選ばれているわけではないようです。やっぱり定期預金などの情報と口座をおさえている銀行の営業力の強さなのでしょうね。また、銀行にすすめられたら、あまり考えずに信じてしまう層もいらっしゃるでしょうし。
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