10年以上などの比較的長い期間お金を預けておくには、どんな金融商品を使えればいいのでしょうか。実際に、しばらく使わないお金を何かの金融商品の形でおいておくことはあり得ます。こんなときに、どんな商品を使えばいいのか考えればいいわけです。
定期預金は使いづらい
長期でお金を置いておくとなると、身近な商品では定期預金では使いづらいと考えられます。なぜかと言うと、そもそも定期預金では10年までの契約しかない場合が多いからです。また、金利の面で有利なネット銀行だと、5年までの契約しかないことが多いです。
もちろん、5年や10年と言った契約の満期が来たら、そのお金で定期預金を作るという事も可能です。でも、それだと、ちょっともったいないのです。はじめから長期の投資であることがわかっていれば、長期の契約をしたほうが金利が有利だからです。
生命保険は長期の契約に向いた商品もあるが
長期の契約が用意されていると言う意味では、生命保険は一つの候補になりそうです。10年長の契約と言う意味では、生命保険の方が商品の種類は多いです。
一般的な貯蓄なら養老保険を使うのが現実的でしょう。老後のお金という意味なら、個人年金保険を使うことも出来ます。
ただ、保険を使った商品は、途中で解約しにくいというデメリットもあります。特に、早期の解約だと、元本割れする可能性すらあります。
また、長期の固定金利の商品を利用することも、あまり良い方法だとは思えません。固定金利の商品だと、将来の金利変動などに対応できないからです。
運用機関がちょうどよさそうな商品があったからと言って、それが良い商品とはならないわけです。
15年もの国債は一つの案かな
一つの解決策としては、15年物の国債に投資することです。15年物の国債は変動金利なので、将来の金利変動に対応しやすいと言うのが一つのメリットです。
ただ、国債の場合は途中で解約したときに元本が保証されないのが一つデメリットです。高く売れることもあれば、元本割れをしてしまうこともあるわけです。
元本保証の商品を選ぼうと思うと、超長期の投資には、なかなか制約がありそうです。
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