書籍やネット、パンフレットなどで貯蓄型の生命保険に関する説明を読んでいると「満期保険金」という単語がよく使われています。これはどういうものなのでしょうか。確認してみましょう。
契約終了のタイミングで支払われる保険金のことをいいます
満期保険金とは、契約終了のタイミングで支払われることを言います。もう少し正確に書くと、「被保険者が生存して満期を迎えた場合に支払われる保険金」のことです。
ちなみに、満期保険金はどんな生命保険の契約でも必ず存在するというものではありません。例えば定期保険のような掛け捨て保険では、契約が終わったからと言って何も戻ってきません。あるいは、終身保険のように満期が無い保険も存在します。
満期保険金が支払われる保険で代表的なのは、養老保険や学資保険などです。どちらも、貯蓄のための生命保険です。
私たちの認識としては、積み立てたお金が戻ってくるのだと理解しておくとわかりやすいのではないでしょうか。
「満期保険金 < 保険料の合計」という場合もある
ちなみに、満期保険金はこれまで支払った保険料の合計よりも大きくなるのが一般的です。しかし、条件によっては、支払った保険料の合計の方が満期保険金よりも大きいこともあり得ます。
つまり「満期保険金 < 保険料の合計」という関係になることがあるわけですね。いわゆる元本割れの状態です。
予定利率が低い時期に短い期間の契約をした場合は、こんなことも起こりえます。満期保険金の額は事前に知ることも出来ますから、十分に気をつけて契約をするようにしましょう。
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