金融商品を選ぶときに大事なことの一つが、中途解約のルールを確認しておくことです。
いざと言うときに現金化できるかどうかは、とても大切なことですよね。解約を許さない金融商品もありますから。
また、中途解約で現金化したときにどんなペナルティがあるかと言う情報も重要です。特に、元本割れする可能性があるかどうかも知っておきたいところです。
そこでこのページでは、いくつかの銀行で外貨定期預金の解約のルールをチェックしておきましょう。
楽天銀行
楽天銀行サイトから、外貨定期預金の中途解約のルールを引用してみましょう。
中途解約はログイン後画面上で行ってください。
その際の利息は預入日から解約日の前日までの期間について、後記「中途解約利率」で計算し、元金・利息ともにお客さまの楽天銀行の外貨普通預金へ振替えます。
中途解約利率=約定利率×10%(少数点以下第3位は切り捨てます。)
※ あらかじめワンタイム認証に利用するメールアドレスの設定が必要です。
※ 一部解約はできません
この記述からわかるように、解約の申し込みはいつでも出来るようです。しかも、パソコン上で出来てしまうので、とても簡単です。ただ、解約処理を行うためには「ワンタイム認証」と言うのが必要で、そのためにはメールアドレスの登録が必要なようです。
金利に関しては、ペナルティはあるものの元本割れする可能性はなさそうです。定期預金などと同じルールのようですね。利用する側からすると、便利な仕組みだと思います。
ちょっと使いづらいと思ったのが、「一部解約はできません」という部分です。解約するなら全部解約しないといけないわけです。一部だけ日本円にしたいと思ったときなどには、ちょっと不便です。
みずほ銀行
みずほ銀行は外貨定期預金の解約に対して、厳しい態度をとっているようです。原則として解約を認めていません。
みずほ銀行の外貨定期預金のページに、次のような記述がありました。
この預金は預金保険の対象外です。
原則として期日前解約はできません。万が一、当行がやむを得ないものと認めて期日前解約に応じる場合には、預入日から期日前解約日までの適用利率は期日前解約日における当該通貨建ての外貨普通預金利率となります。
ちょっと気になるのは、「万が一、当行がやむを得ないものと認め」という部分です。どういうケースだとやむを得ないと認めてもらえるのでしょうか。
例示などは無かったので、ちょっとわかりませんが。
ちなみに、解約に応じてもらった場合の金利に対しても、厳しい態度をとっています。外か普通預金と同じ金利になってしまうのです。
メガバンクのやり方にしては、かなり強気な感じがします。
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