外貨定期預金の金利を調べていて気づいたことがあります。それは何かというと、同一通貨でも金利にかなりの差があるケースがあるということです。
基本的にはネット銀行の方がメガバンクなどよりも金利が高いようです。ただ、メガバンクの方が高いケースがあるのも興味深いです。
外貨預金の金利を決めるのは、完全に銀行のさじ加減です。メガバンクが一部の通貨の金利を高めに設定しているのは、何か思惑があるのかもしれませんね。
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ユーロ建て1年定期の金利| みずほ銀行 vs 住信SBIネット銀行
ユーロ建ての1年定期預金の金利は、みずほ銀行が0.030%なのに対して、住信SBIネット銀行は0.020%でした。
ちなみに、住信SBIネット銀行は1万通貨未満の金利です。1万通貨というのは、ユーロの場合は1万ということですね。
これをみるとわかるように、みずほ銀行の金利の方が若干いいようです。本当に若干ですけどね。
ただ、みずほ銀行が有利なのは、預け入れ額が小さい場合だけです。預け入れの額が大きくなると、住信SBIネット銀行の方が有利になります。
例えば、1万通貨以上10万通貨未満の場合だと、0.040%の金利がつきます。100万円ちょっと預金するのなら、住信SBIネット銀行の方が金利が有利になるということです。
豪ドル建て1年定期の金利| みずほ銀行 vs 住信SBIネット銀行
次にネット銀行の方が有利なケースです。豪ドル建ての定期預金では、みずほ銀行の1.450%に対して、住信SBIネット銀行は2.480%でした。
ちなみに、住信SBIネット銀行の数字は、1万通貨以下の場合です。預け入れの額が増えると、その差はさらに大きくなります。
これをみるとわかるように、豪ドルに関してはネット銀行である住信SBIネット銀行の圧勝です。1%以上の金利差があるのです。0.01%しか差が無いユーロのケースとは全然違いますよね。
このように、ネット銀行の方が金利が有利なケースが多いのは事実です。
手数料を考えると金利によらずネット銀行が有利でしょう
上のユーロのケースで見たように、確かにメガバンクの方が金利が高いケースもあるようです。しかしそんなケースでも、実際にはネット銀行を使ったほうが有利であることが多いでしょう。
その理由は、為替の手数料です。メガバンクは為替の手数料が高いことが多いので、そこまで考慮すると結局ネット銀行の方が有利なことが多いのです。
ですから、手数料込みのリターンで考えると、結局ネット銀行に軍配が上がりそうです。
結局、有利不利で考えると、ネット銀行の方が有利ということでよさそうです。
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