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メガバンクを使うメリットって何だ?ほとんど無い気がするんだけど

大都市圏に住んでいる人は、メガバンクをメインの銀行に使っている人が多いでしょう。でも、メガバンクを選ぶ特別な理由はあるのでしょうか。

冷静に考えると、メガバンクを選ぶ必然性はほとんどなさそうに思うのです。積極的に選ばないようにする理由なら、いくつも見つかるのですけどね。あえて上げるとしたら、ATM の設置箇所が多いくらいかなあ。

とりあえずこのページでは、メガバンクを使うメリットを考えてみましょう。そして、それが本当にメリットなのか、検証してみましょう。

メガバンクのメリットと言えば ATMの設置箇所が多いこと あと、他にはなにかあったっけ?

店舗やATMの多さはメリットだったかもしれないが

メガバンクのメリットを考えたときに、まず思い浮かぶのが店舗やATM が多いことでしょう。

主要な駅の近くなら、必ずといっていいほど見つけることが出来ます。また、多くの箇所にATM は設置されていますよね。地方都市に行くと、必ずしもそうではないのですけどね。

確かに支店やATM の多さは、以前はメリットだったはずです。他行のATM でも引き出せますが、100円+消費税がかかりますからね。

ただ、最近では、特別大きなメリットとも言えないように思います。

最近は大手コンビにチェーンを使えば、どこでもお金を引き出すことが出来ます。しかも、ネット銀行を使っていれば、コンビに出引き出した場合に手数料がかからないことが多いのです。

大手コンビニチェーンの店舗の数は銀行ATM の設置箇所の数よりも明らかに多いはずです。ということは、ネット銀行を使うほうがメガバンクを使うよりも明らかに有利だということになってしまいます。

また、現在では、振込みも自宅にいてできてしまいますよね。以前のように振込みをするためにATM や支店を探す必要すらありません。

メガバンクは信頼性が高い?

メガバンクを選んだほうが、何となく信頼性が高い感じがするというのも、一つの理由かもしれません。確かに、メガバンクは何となく安全安心という感じはありますよね。

細かく財務諸表を見ても、倒産しづらいことは確認できます。かつての銀行再編を経て、財務的には良くなっているのは明らかです。

でも、これに関しても、率直に言って私たちには関係なさそうです。

まず預金の安全性ですが、私たちは気にする必要がありません。元本1,000万円までの定期預金や普通預金は、預金保険機構によって保護されているからです。

ということは、銀行が倒産しても大丈夫なようになっているのです。つまり、銀行の倒産のしにくさは大きなメリットではないわけですね。

もちろん、本当に倒産してしまうと、面倒なことが無いわけではありません。お金を一時的に引き出せない可能性もありますし、別の銀行に移す必要もあるでしょう。

ただ、預金保険機構が保証している範囲の預金しかないのなら、大損をするようなことは無いはずです。

倒産云々の話ではなく、情報管理の面でメガバンクが安全だと思っている人もいるかもしれません。メガバンクだと、何となくセキュリティがしっかりしていそうですよね。

考えてみると、金融機関からの個人情報の漏洩はちょっと怖いですよね。資産の状況もセットで漏れる可能性もありますから。

その安全を求めて、メガバンクを選ぶ人がいるかもしれません。メガバンクならきっちり管理されているのではないかと思う人がいても、確かに不思議ではないでしょう。

でも、この点に関しても、メガバンクだから優れているということではないでしょう。というのも、メガバンクのシステムトラブルは、決して珍しいことではないからです。

大規模なシステムトラブルを何度も起こしているところが一行ありますよね。敢えてどことは書きませんけど。

そんなシステムトラブルを起こすところですから、いつ情報が漏れても不思議ではないでしょう。ということは、メガバンクを選んでも、特に有利ではないということです。

また、情報管理に関しては、金融庁のチェックがはいっています。ですから、どこの金融機関でも、ある程度の水準には達しているはずなのです。

メガバンクは災害に強い?

メガバンクは災害に強いということを言う人もいるようです。まあ、ネットの噂話のたぐいですが。

日本に住んでいる以上、自然災害のリスクはあります。例えば、大きな震災で銀行のATM がストップしてしまうなんてことは、実際に起こりえます。

もっと具体的に書くと、停電になってATM が使えないなんていうケースがありそうですね。最悪のケースだと、地震の影響でシステム全体が使えなくなるなんていう可能性もゼロではありません。

でも、これって、メガバンクにしたら解決するという話でもないでしょう。地域一帯が停電したら、メガバンクのATM だって使えないでしょうしね。

なにか対策をするのなら、多少の現金を持っておくというのが一番現実的ですよね。数万円なのか十数万円なのかは分かりませんが、タンス預金をするわけです。

さらに対策を取りたければ、複数の金融機関に資産を分けておいておくくらいでしょうか。一つのメガバンクを頼るよりも、分散して持つほうが、よっぽど理にかなった対策です。

特別なサービスが必要ないのならメガバンクを選ぶ必要は無い

ここまで見てきたように、はっきり言ってメガバンクだから得とか有利ということはなさそうです。

海外送金のサービスなど、ちょっと特殊なサービスを利用するならメガバンクの利用は必須といえるかもしれません。ただそれ以外のケースだと、特にメガバンクがいいということはなさそうです。

メガバンクを避けるべき理由はいくつも挙げられるんですけどね。例えば、メガバンクは、なぜか異常に金利が低いようです。単なる殿様商売ということでしょうか。

あるいは、個人でビジネスをやっている人だと、なかなかお金を貸してくれないという問題もあります。住宅ローンやカードローン以外でお金を借りる予定があるのなら、地元の信用金庫にでも口座を作っておくほうがよっぽどマシでしょう。

やっぱり、こうやって考えると、メガバンクってまっさきに選択しから外れるような気がするのです。

結局、メガバンクって、 安心というイメージだけなのかも

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