最近、外貨預金についていろいろと調べていました。そうしたところ、私の知らないうちに、かなりの通貨の預金が可能になっていることがわかりました。このページでは、どんな通貨で預金が出来るのか、ちょっと調べてみましょう。
Contents
米ドルとユーロの扱いは当たり前
以前は外貨預金といったら、米ドルとユーロくらいなものでした。当然ですが現在でも、米ドルとユーロの外貨預金を扱っている銀行は多いです。
すべてを調べたわけではないのですが、外貨預金の扱いがあるのなら、この2つの通貨は必ず扱うはずです。
英ポンドやスイスフランを扱う銀行も多い
国際的な決済のしやすい通貨のことをハードカレンシーと言います。カレンシーは通貨と言う意味ですね。
上に挙げた米ドルやユーロは、当然ですが、ハードカレンシーに分類されます。これ以外に、日本円や英ポンド、スイスフランなどもハードカレンシーであると考えられています。
このハードカレンシーに分類される通貨の外貨預金も、扱っている銀行は多いようです。例えば、住信SBI証券ネット銀行やソニー銀行は、どちらの取り扱いもあります。
ただ、ユーロや米ドルのように、外貨預金を扱っているところならどんな銀行でも扱うということではないようです。特にスイスフランに関しては、扱っていないところも多そうですね。
例えば楽天銀行などはスイスフランの扱いがありませんでした。
高金利で注目されている通過
高金利で注目されている、南アフリカランドやブラジルレアル、豪ドル、ニュージーランドドルなども取り扱いが多いようです。銀行としても、このあたりの通貨建ての預金は必ず準備しておきたいところなのでしょう。
外貨預金をする人の目的は、高金利の通貨で運用することでしょう。そうであれば、お客を集めるためにも、高金利の通貨で運用できるようにするはずですよね。
人民元建てやウォン建ての外貨預金を扱うところも
日本と比較的近い国や地域の通貨建ての預金を扱っているところもあります。具体的に言うと、人民元や韓国のウォンなどです。また、香港ドルもこれに入りますね。
ただ、これらの通貨を扱っている銀行は必ずしも多くありません。投資をしたいときには、自分で探す必要があります。
例えばソニー銀行だと、人民元と香港ドル建ての預金の扱いはあります。しかし、ウォン建ての預金はなさそうです。
楽天銀行だと、上に挙げた3つだと、扱っているのは人民元だけのようですね。また、住信SBIネット銀行だと香港ドルだけです。
ウォン建ての預金を扱っているのは、じぶん銀行と言うところです。ここは他に、人民元建ての預金の扱いもあります。
このように、すべての通貨に対応するというところは見つけることが出来ませんでした。
もしかしたら、メガバンクならすべての取り扱いもあるのかもしれません。ただ、メガバンクだと金利が低くなるので、メリットも小さいです。
ルーブルやルピー建ての預金は見つかりませんでした
ちなみに、ロシアのルーブルやインドのルピー建ての預金は見つけることが出来ませんでした。ルーブルは三菱東京UFJ銀行などが扱っているようですが、法人のみ対応ということです。
さすがに各行も、ここまでは対応していないようです。
この他にもさまざまな通貨に対応
以上のように、主要と思われる通貨や高金利の通貨に対しては、どこかの銀行が対応していることがわかりました。また、上に挙げた以外にも、様々な通貨での預金の取り扱いがあることもわかりました。
例えば、楽天銀行ではメキシコペソの取り扱いがあるようです。また、ソニー銀行ではスウェーデンクローナの取り扱いもあります。
実際に投資するかどうかは別にして、かなり選択肢は多いようです。
スポンサードリンク
貯蓄用の口座には住信SBIネット銀行がおすすめ
貯蓄を始めるには、専用口座を持つのが一番です。しかも、自動的に積立てることが出来るようにしておくと、成功の確率が高まります。
貯蓄のための機能が充実したのが、住信SBIネット銀行です。貯蓄目的別のミニ口座を持てるほか、他行から定期的に引き落とすして積立てることも出来ます。

スポンサードリンク





関連した記事を読む
- ソニー銀行では外貨預金の積立が可能
- 楽天銀行ではメキシコペソ建ての外貨預金を扱っている
- 外貨建てMMFはどこで買える?一部の証券会社や銀行で購入できます
- 外貨預金は為替の手数料の影響も大きい
- 外貨定期預金の金利はメガバンクの方がネット銀行よりも高いことも