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楽天エクステ預金は預金者が一方的にリスクを負わされている感じがする

前のページで紹介したように、楽天銀行では楽天エクステ預金という毎年金利が上がっていく定期預金を扱っています。

1年ごとに徐々に金利が上がっていくというこの預金は、一見したところ有利な商品のようにも見えます。しかし冷静に考えてみると、預金者にとってかなり不利な要素があります。

このページでは、具体的にどんな問題があるのかを考えてみましょう。

いつ現金化できるのかわからない

この預金で一番大きい問題は、やっぱり流動性でしょう。流動性というのは、どれだけ現金化しやすいのかという事ですね。

楽天エクステ預金では、基本的には満期が来るまで預金者の意思で現金化することができません。必要なときに引き出せないというデメリットは、かなり大きいと考えて良いでしょう。

しかも実は、いつ現金化できるかはまったく不透明なのです。こんな使いにくい金融商品も、なかなか無いでしょう。

このあたりについてもう少し詳しく説明しましょう。

楽天エクステ預金というのは、楽天銀行の意思で、1年ごとに更新されるかどうかが決まります。そして、楽天エクステ預金の満期は楽天銀行が更新をしなくなったときか、10年経ったときと決められています。

例えば、預け入れから5年経ったときに楽天銀行が更新をしないと決めたとしましょう。そうすると、そこが満期になります。

あるいは楽天銀行が、ずっと毎年更新し続けたとします。この場合は預け入れから10年経ったときが満期になるのです。

ここで面倒になるのが、中途解約のルールです。楽天エクステ預金では、中途解約を原則として認めていません。満期が来るまで引き出すことが出来ないのです。

ということは、預け入れから1年経ったときに楽天銀行が更新をしなければ、その時点で引き出せるようになります。あるいはずっと更新し続ければ、10年経つまで引き出すことが出来ないのです。

こんな不便なルールはないですよね。とくに、市場金利が急騰したりインフレがあったりすると、まったく対処できません。

個人向け国債と比較してみると不便さは明白

楽天エクステ預金の不利さは、個人向け国債と比べてみると非常に良くわかります。

なぜ個人向け国債と比べるのが良いかというと、楽天エクステ預金の契約がどの程度更新されるかにもよりもすが、個人向け国債と楽天エクステ預金は大体同じようなリターンの商品に見えるからです。同じようなリターンなら、有利不利を比較しやすいですよね。

個人向け国債の場合は、契約してから1年間は解約することが出来ないというルールがあります。ただ、それ以降はいつでも解約に応じてくれます。元本がそのまま戻ってきます。

ただ、解約には一応のペナルティがあります。とはいっても、それほど大きいペナルティではありません。過去1年分の利息を払うというだけです。

例えば10年物の個人向け国債を6年目で解約したとしましょう。1年分の利息を解約に使わなければならないので、結果的に5年分の利息が最終的な利益になるというイメージですね。

厳密に書くともっといろいろあるのですが、大体こんな感じです。多少のペナルティを払えばいつでも解約が出来るわけですね。

完全に楽天銀行の都合に縛られてしまう楽天エクステ預金と比べ、個人向け国債が使い勝手が良いことが良くわかるでしょう。

楽天銀行にとって有利か不利かで更新が決まる

預金者にとってもう一つ不利な要素は、契約の更新は楽天銀行が一方的に決めると言う点でしょう。

市場金利の変動を見て、楽天銀行にとって有利だと思えば更新ればいいわけです。ちょっとでも不利だと思えば、更新をやめてしまうだけで、楽天銀行に損はありません。

こんな契約、どう考えたってフェアじゃないですよね。金利が上昇していく契約は預金者にお得なように見せかけていますが、実はリスクの部分はすべて預金者に負わせているのです。

この点も個人向け国債よりも明らかに不利な点です。変動10年の個人向け国債は市場金利に連動して適用金利が決まります。ということは、市場金利が上がれば、預金金利も上がるのです。

市場金利が上がったときだけ契約が継続される楽天エクステ預金と比べると、かなり有利な商品であることがわかります。

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