仕組預金はデリバティブを組み込んだ預金の総称をいいます。ですから、仕組預金といっても、様々なタイプの預金が存在します。
預金と言う名前がついていますが、その仕組によっては、大きく元本割れをするリスクを負うこともあり得ます。仕組預金を利用するときには、どんなリスクがあるのかを把握した上で利用する必要があるでしょう。
難しくて仕組が理解できない場合は、そもそも利用しないほうが得策と言えるでしょう。仕組預金に限ったことではありませんが、システムが理解できない金融商品には投資をしてはいけません。
商品の設計によっては、満期日が定まっていない商品なども存在します。あるいは、円で投資をしたのに、外貨で戻ってくるような預金も存在します。このあたりの点もしっかり把握しておかないと、資産運用の計画を大きく狂ってしまう可能性もあります。
デリバティブを使うという商品の性格上でしょうか、中途解約をするのが難しいケースも多いようです。あるいは、解約が認められても、大きなペナルティがあって元本割れをすることも多いようですね。
上の満期日が定まっていないようなケースも含め、流動性に関してはかなりの注意が必要です。
ちなみに仕組預金は、通常の定期預金などと比べて高金利になっていることが多いです。そのため、有利な商品だと思う人もいるようです。
しかし実態としては、投資家が何か別のリスクを負っているために高金利になっていると考えた方が良いでしょう。
金融機関としては仕組預金を売るために、絶対的に有利な商品であるかのような紹介の仕方をすることもあります。そういうセールストークを見抜くために、どんなリスクがあるのかを理解する金融のリテラシーは必要でしょう。逆に言うと、どんなリスクがあるのか理解できない人は、こうした商品を使ってはいけません。
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