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流動性が大事!貯蓄をするときには解約のしやすさを必ず確認しておこう

貯蓄するための金融商品を探すときに、一番重視すべきことは何でしょうか。

多くの人が気にするのは、利率ではないでしょうか。せっかく貯蓄をするのですから、どのくらい儲かるかというのは気になるところですよね。

一番重要なのは流動性

しかし個人的には、一番重視すべきなのは流動性がどれだけ高いかという点ではないかと思っています。

ちなみに流動性というのは、簡単に言うと、現金にしやすいかどうかということです。まったくペナルティが無く、すぐに現金化できる金融商品は、流動性が高い商品です。逆に、一定期間は絶対に現金かできないような商品は、流動性が低い商品です。あるいは、解約するときに大きなペナルティがあり大きく元本割れをするような場合も、流動性が低い商品といえます。

流動性が低いと行動を縛られることが多い

流動性が低い商品で貯蓄をしてしまうと、急にお金が必要なときに対処が出来ません。また、行動を縛ってしまい、柔軟な行動が取れなくなることがあります。

例えば、次のようなケースを考えてみましょう。Aさんは住宅購入の頭金にしようと考え、10年間解約できない商品に投資しました。しかし5年たったころに、知人のBさんの紹介でいい物件を見つけることが出来ました。Aさんはとても気に入り、ぜひ購入したいと思いました。

こんな場合でも、購入した金融商品は現金化が出来ません。ですからAさんは、住宅を買うという選択を捨てざるを得ない可能性があるのです。あるいは、無理をして大きいローンを組まざるを得ない可能性もあります。

流動性が低いと、金利が変動したりすると困ってしまう

流動性が低いともう一つ問題になるのが、市場環境の変化に対応できないことです。例えば急に市場の金利が上がった場合に、違う商品に乗り換えることができません。

例えば、中途解約が出来ない固定金利の商品を購入したとします。そして、数年後に市場金利が上昇し、その商品が明らかに不利になったとしましょう。こんなときでも、不利な状況を認識したまま、満期が来るのをひたすら待つしかないわけです。

こう考えると、あまり良い選択とは言えませんよね。

流動性は投資する前に必ず確認

以上のような理由で、流動性は資産運用ではとても大事なのです。投資をする前に、かならず流動性については確認するようにしましょう。

補足:流動性が高い商品、低い商品の例

最後に、流動性が高い金融商品と、流動性が低い金融商品の例を見ておきましょう。具体例があったほうがイメージがしやすいでしょうから。

例えば銀行の普通預金は、いつで現金化が可能です。また、特にペナルティはありません。ですから、非常に流動性が高い商品といえます。

また日本の場合、定期預金も流動性が高いと考えられます。日本の定期預金は、満期前にいつでも解約できるからです。海外の定期預金だと、解約が不可というケースも結構あります。ただ、元本割れは無いまでも一定のペナルティはあるので、普通預金よりは流動性が低いとは言えます。

流動性が低い商品の代表は、仕組預金でしょう。仕組預金の場合は満期前の解約が認められていないことも多いです。また、中途解約が認められている場合も、ペナルティが大きく、元本割れをすることが多いです。

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