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シティバンク銀行が個人向けサービスの売却を検討?

シティバンク銀行がリテール部門(個人向けのサービス)の売却を考えているのだそうです。メガバンクなどが売却先の候補に挙がっているようですね。1

売却を検討している理由はとてもわかりやすいものです。単純に儲からないから手を引きたいということですね。ちなみに、まだ儲かる可能性のある法人向けのサービスは、今後も継続していく方針みたいです。

何にしても、個人投資家としては特に大きな不利益は無いでしょう。事業として倒産したものを救済するわけではありませんから。

ただ、受け入れ先の銀行との間で、何かしらの手続きが必要になるかもしれません。ちょっと面倒ですね。

それにしても、今回の売却話はどれだけ真実味があるのでしょうか。シティバンク銀行に関しては、過去にもリテール部門からの撤退という報道はありましたからね。実現できるのかどうか、興味深いところです。

ただ、シティバンク銀行の顧客なら受け入れたいという銀行は多いでしょうね。何せ、シティバンク銀行に口座を持つには、それなりに高い敷居があります。

具体的にはシティバンク銀行では、口座に50万円以上2 残っていないと、毎月2,000円の口座維持手数料がかかることになっています。毎月2,000円を払うなんて馬鹿なことはしないでしょうから、口座を持っている人のほぼすべてが50万円以上の資産を預けていることになるわけです。

他の銀行だとこうはいかないですよね。せいぜい数万円程度しか入っていないような口座だって、少なくないはずです。

例えば一人暮らしの大学生の口座に、何十万円もコンスタントに入っているとは考えにくいでしょう。あるいは、メインの口座として使っていない銀行だと、解約されないで放置されている口座も多いはずです。

ということで、落とし所がみつかれば、身売りはうまく行きそうな気もします。どうなりますやら。


  1. 米シティ、日本の個人事業売却へ=3メガ銀に打診―低金利で不採算(時事通信)2014年8月20日 []
  2. より正確には「前月の月間平均総取引残高が50万円相当額以上」という条件です。これ以外にも口座維持手数料がかからない条件はあります。 []

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