急な出費があり、生活費が足りなくなる。誰しもこんな経験をもっているでしょう。こんなとき、あなたならどうしますか。
何にも金融資産を持っていない状態なら、選択肢は無いですよね。消費者金融とか銀行のカードローン、クレジットカードなどを使ってキャッシングをするしかありません。親に借りるなんていう手もありますけど。
しかし、ある程度の金融資産を持っていた場合はどうでしょうか。例えば投資信託や国債、仕組預金などを持っていた場合です。
こんな場合は、持っている金融商品を解約すれば、生活費を補えます。でも、そういった資産を売却するのは、ちょっと躊躇しますよね。それに、手間もかかります。
ですから、普通預金以外の金融資産を持っている人でも、カードローンなどのキャッシング機能を使う人は少なくないと思うのです。
でも、これらのキャッシングの金利は、はっきり言ってかなり高いものですよね。何か節約できる良い方法は無いのでしょうか。
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50万円の定期預金を作っておこう
こんなケースの対策としておすすめなのが、50万円とか100万円程度の定期預金を作っておくことです。定期預金を作っておくと、この定期預金を担保にお金が借りられるのです。自動融資などと言ったりします。1
この自動融資でお金を借りるのは、とても簡単です。銀行のキャッシュカードを使って、普通に引き出すだけなのです。そうすると、普通預金の口座では足りない部分は、自動的に借り入れをしている扱いになるのです。
金利的にも、いわゆるキャッシングと比べると、非常に安いようです。借り入れの金利は、定期預金の預金年利にプラス0.5%で設定されているところが多いようです。今の金利だと、1%以下の金利で借りられる可能性が大きそうです。
ネット銀行がおすすめ
ただ、定期預金を使うのには、デメリットもあります。それは金利の低さです。例えばみずほ銀行だと、5年の定期預金でも年0.050%しか金利がつきません。これだと、ちょっとわざわざ預けておくのが馬鹿馬鹿しいですよね。
そこで、金利が高いネット銀行の定期預金を利用することをおすすめします。例えば住信SBIネット銀行だと、5年の定期で年0.170%の金利がつきます。
まあこれでも、金利が低いといえば低いですね。それでも、多少マシなのは間違いありません。
ということで、いざというときのために、50万円程度の定期預金を作っておくことをおすすめします。興味があったら試してみてください。
- 銀行によってこの融資の名称は様々です。 [↩]
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貯蓄用の口座には住信SBIネット銀行がおすすめ
貯蓄を始めるには、専用口座を持つのが一番です。しかも、自動的に積立てることが出来るようにしておくと、成功の確率が高まります。
貯蓄のための機能が充実したのが、住信SBIネット銀行です。貯蓄目的別のミニ口座を持てるほか、他行から定期的に引き落とすして積立てることも出来ます。

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