定期預金というと、金利が固定されたものを想像する人が多いでしょう。しかし、変動金利型の定期預金も存在します。「変動金利定期預金」といいます。
このページでは、みずほ銀行の変動金利定期預金を例に、特徴を簡単に見てみましょう。
金利はどうやって決まる?
変動金利定期預金の金利はどのように決まっているかというと、6か月ものの定期預金にスプレッド金利がつく事になっています。「定期預金金利(6か月)+スプレッド金利」ということですね。
ちなみにこの金利は、6か月ごとに見直されるようになっています。
ですから、6か月の定期預金を更新していくよりは、変動金利定期預金を利用するほうが有利ということです。
スプレッド金利はどのくらいつくの?
スプレッド金利の決定方法に関しては、説明を見つけられませんでした。ただ、現在のスプレッド金利を知るのは簡単です。
これを書いている現在の6か月ものの定期預金の金利は、300万円未満の場合0.025%となっています。そして、変動金利定期預金の金利は0.035%です。ということは、0.010%のスプレッド金利がついているということです。
このスプレッド金利は固定ではないようです。実際に投資をする時点でどの程度のスプレッド金利が上乗せされるかは、定期預金を始めるときに確認してみる必要があるでしょう。
どのくらいの期間預けられる?
みずほ銀行の変動金利定期預金の場合、3年もののみがあるようです。ということは、もっと長い期間運用したい人には、ちょっと使いづらい商品と言えそうです。
もっとも、もっと長い期間運用したいのなら、10年物の個人向け国債を使うほうが圧倒的に有利でしょうけどね。
解約したらどうなる
変動金利的預金はあくまで定期預金です。ですから、この預金を途中で解約したら、ペナルティがあります。
とは言え、元本割れするわけではないようですから、それほど怖いことはありません。もともと金利なんて、たいしてつきませんからね。
一応ペナルティがつくことを覚えておくくらいでいいでしょう。
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