以前このサイトでもご紹介したシティバンク銀行の個人部門の売却ですが、先日1次入札があり6行が応札したのだそうです。当初は入札する銀行がどの程度あるのか疑問視する意見もありましたが、結構な数の応札があったみたいですね。少なくとも関心を示している銀行はいくつかあるようです。シティバンク銀行の個人事業売却に一歩前進したということでしょう。1
ちなみに応札した6行ですが、以下の銀行です。
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- みずほ銀行
- りそな銀行
- 三井住友信託銀行
- 新生銀行
上のリストを見るとわかるように、メガバンクを中心に大きな銀行が手を上げた印象ですね。個人的には、富裕層の取り込みをしたい信託銀行が手を挙げるかと思いましたが、信託銀行で手を挙げたのは1行だけだったようですね。これはちょっと意外です。
ところで、今回の応札を経て、財務や事業内容について詳細な説明を受けるのだそうです。ということは、話を聞いて手を下ろす銀行もあるかもしれません。
シティバンク銀行の個人部門には、色々と懸念があるのも事実です。この部門自体が赤字ですし、他行に移ったら預金が流出する懸念もあります。シティだから口座を持っているという人もいるはずですからね。
取りあえず一歩動いたと言う感じの理解で良いでしょう。
- シティ銀の個人事業売却、三大銀など6行が応札(時事通信)2014年9月12日 [↩]
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