以前、ゆうちょ銀行ができる前は、郵便局にお金を預けることは貯金といっていました。ちなみに、農業協同組合や漁業協同組合に預ける場合も、貯金という言い方をするようです。
一方、銀行にお金を預けることは預金といわれていました。
はっきり言って、やっていることは同じです。しかし、テレビや新聞で報道されるときには、厳密に区別されていました。
ただ、完全に浸透していたかというと、必ずしもそうではなかったようです。例えば、「銀行に貯金する」などの形で誤った使い方をする人も多いです。
それでも、厳密に区別されていたのは事実です。
2006年に郵便局ではなくゆうちょ銀行になりました
郵便局にお金を預けることを貯金と言ってきたのは、郵便局が銀行ではなかったからでしょう。やっていることは同じでありながら、あえて違う用語を使ってきたのです。お役所の縄張り争いなのでしょうか。
しかし、2006年にゆうちょ銀行が生まれました。これにより郵便局の金融部門は、一応銀行の一つとしてお金を預かることになりました。
ですから、本来的には、このタイミングで預金という言葉を使うべきなのです。
でも、これを書いてる時点では、ゆうちょ銀行は商品名に「貯金」という言葉を使っています。具体的には、「通常貯金」「通常貯蓄貯金」「定額貯金」「定期貯金」などの商品です。
つまり、銀行になっても貯金という言葉を使い続けているのです。
上場したら変わるのか?
次に気になるのが、ゆうちょ銀行が上場するタイミングです。
2015年11月4日に、ゆうちょ銀行は東証1部に上場されることになっています。次の変えるチャンスとしたら、ここですよね。
もっとも、銀行になったときにも貯金という言葉にこだわったわけです。上場したからといって商品名を変えるとは思いにくいですけどね。
でも、このタイミングを逃したら、永遠に「貯金」という言い方を続けないといけないでしょうね。もう変えるタイミングは無いでしょうし。
一体どうするのでしょうか。
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