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「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」の違いを知ろう| 経済統計などを読むときには必要な知識です

銀行の預金は、機能的に3つのタイプに分けることができます。「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」の3つです。

ただ、一般に生活していると、これらの言葉を見聞きすることはまずありません。

それぞれどんな預金なのでしょうか。そして、これらの分類は覚えておく価値があるのでしょうか。

要求払預金とは

要求払預金というのは、預金者がいつでも払い戻しを要求できる預金です。要求すれば支払われる預金ということで、要求払預金というわけですね。

この性質から分かるように、普通預金は要求払預金の一つです。当座預金も要求払預金ですね。他にもいくつかの要求払預金がありますが、代表的なのはこの2つでしょう。

定期性預金とは

定期性預金というのは、預け入れ期間が決まっていて、原則として期日前に引き出せない預金のことを言います。これに関しては、字面通りという感じですね。

ちなみに、誰もが想像する通り、定期預金は定期性預金の一種です。厳密に言うと、日本の定期預金は期日前の引き出しも可能ですけどね。

また、定期積金も定期性預金です。定期積金というのは、銀行預金を使った積み立て商品です。定期預金と同じく、満期が決まっています。

譲渡性預金とは

3つの語の中で一番理解が難しいのが「譲渡性預金」でしょう。CDとも呼ばれます。

譲渡性預金というのは、預金そのものを他人に売ることができる預金です。例えば、1億円入っている預金口座を、1億円で他人に譲ってしまうというようなイメージです。

譲渡性預金は、原則的には期日前の解約は出来ません。ですから、他者に売ることで期日前に現金化するわけです。人に譲渡できるので、譲渡性預金と呼ばれます。

譲渡性預金の預金額は、日本では、最低でも5,000万円からとなっています。この金額から分かるように、個人が利用するものではなく、企業などが決済用に使います。

日常的に使われる語なのか?

さて、「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」という用語は、日常的に使われる語なのでしょうか。ちょっとチェックしてみましょう。

具体的には、それぞれの語でYahoo!ニュースで検索してみます。一般向けのニュースの中でどの程度使われているかが分かれば、日常的な使用頻度もなんとなく見えてくるでしょう。

「要求払預金」はほとんど使われない

まず、「要求払預金」ですが、Yahoo!ニュースでは記事は一つも見つかりませんでした。「要求払い預金」にしても見つからなかったので、この単語は一般では日常使われない単語と判断して良さそうです。

「定期性預金」は投資系の記事では使われる

「定期性預金」で検索してみたところ、2件の該当する記事がありました。いずれも雑誌系のサイトのようですね。

ちなみに、一つがZUU online というところの記事で、もう一つがマネーの達人というところの記事でした。どちらも、一般向けに投資情報を提供しているサイトです。

「譲渡性預金」がもっとも使われている

3つ目の「譲渡性預金」ですが、13件の該当記事がありました。「譲渡性預金」に関しても「定期性預金」と同じく、新聞記事では一度も出てきませんでした。投資系の記事と個人が提供している記事で使われているだけです。

3つとも一般的な用語ではない

ちなみに「普通預金」「定期預金」で検索すると、それぞれ75件と125件でした。どちらの語も、「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」の3つと比べると使用頻度はかなり高いようです。

というか、「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」の3語は一般向けの情報ではほとんど使われていないということなのでしょう。その意味では、専門用語という認識で良さそうです。

省庁や日銀の資料を読むには必要な知識

一般向けの媒体ではあまり使われない「要求払預金」「定期性預金」「譲渡性預金」という分類ですが、個人投資家は知らないでも良い知識なのでしょうか。実は、必ずしもそうではないようです。

実はこれらの分類は、省庁や日銀が出してくる資料では普通に使われているのです。ですから、用語を知らないと資料の中身を理解することは出来ません。

率直に言って、新聞の経済記事はあまり信頼できない部分も多いです。最終的に数字の裏を取りたいと思ったら、公的な機関が出してくる資料で数字を確認するしかありません。そういったときに、単語の意味が分からないと、確認することも出来ないでしょう。

ですから、個人的には、この程度の用語は知っておいた方がいいのではないかと思います。ただ、そこまでの関心がないという人なら、必ずしも覚えておく必要は無い語だとは思いますけどね。

まあ、上に書いたとおり、比較的マニアックな用語であるのは事実です。

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