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1年で4,000円の利息のために口座開設までするのが賢い選択なのか?

R25 に「メガバンクより好金利! 定期預金は地銀ネット支店を狙え」というタイトルの記事が掲載されていました。記事の中身はタイトルの通りで、地銀のネット支店を選ぶと金利が良いという情報を紹介しているものです。1

具体的にどの程度有利なのかと言うと、1年定期で0.4%の金利がつく銀行があるということでした。確かに、メガバンクの金利などと比べると、はるかに高い金利がつくことがわかります。

繰り返しますが、年0.4%と言うのは、破格の条件と言って良いでしょう。と言うのも、これを書いている時点では、10年物の個人向け国債でも0.4%程度の金利しかつかないからです。

1年の定期預金で10年もの国債と同等の金利があるわけです。これは金融の常識ではありえないことです。

以前は金利が高い銀行と言えばネット専業の銀行でした。しかし現状では、地銀のネット支店の金利はそれよりも高いのです。

ということは、金利で銀行預金を選ぶなら、地銀がお勧めということになるのでしょうか。

冷静に考えるとそれほど有利ではない

でも、冷静に計算してみると、あまりたいしたお得感は無い事が分かります。年0.4%の金利ということは、100万円を1年預けても4,000円の利息しかつかないからです。

さすがに1年で4,000円程度だと、すごく得したという感じはありませんよね。ちょっと有利と言う程度の感覚しかありません。

しかも、こういった有利な金利は、預金額100万円までしか有効ではないことが多いようです。ということは、100万円を超える部分に関しては、同じような金利を設定している他の銀行を探さないといけません。

これらのサービスにはさらに制限がつくようです。例えば、トマト銀行・ももたろう支店の「スペシャルきびだんご定期預金」の場合は、1年の定期預金しか組めないようなのです。つまり、2年目以降は優遇金利が受け取れないということですね。

有利な金利の部分はかなり限定されていると言う印象です。口座数を増やすための、キャンペーン的な金利と言う感じなのでしょうね。

手間を考えると

金融商品と言う視点から考えると、これらの定期預金は確かに有利な商品です。元本保証で金利が高いのなら、誰もが有利と認めざるを得ないでしょう。

ただ、この定期預金を組むのに必要な手間まで考慮すると、本当に有利なのかはなはだ疑問です。これは、実際に利息を受け取るまでの手間を考えると分かります。

銀行のネット支店ということは、次のような手順での口座開設になることでしょう。

  1. サイトにアクセスして必要な情報を登録する
  2. 免許証など本人確認書類のコピーをとる
  3. 銀行から送られてくる書類に必要事項を記入し、本人確認書類のコピーを添えて送付する
  4. 銀行からカードが送付される
  5. 新しい口座に100万円を入金する
  6. ネットを使って100万円の定期を組む

一つ一つの作業自体は、それほど大変なものではないかもしれません。でも、これだけ色々な作業があるとなると、ちょっと躊躇してしまいませんか。

しかも、定期預金の金利は解約すると減らされてしまいますから、4,000円の利息が受け取れるのは1年後ということになります。

個人的には、はっきり言って、4,000円のためにこんなことまでしたくはありません。しかも、そのために100万円が一時的に使えなくなるのですから。

多分、日雇いのバイトでも探した方が合理的でしょう。


  1. メガバンクより好金利! 定期預金は地銀ネット支店を狙え
    R25 2015年12月5日 []

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