以前の記事で、りそな銀行など一部の銀行が預金金利を下げていることをご紹介しました。そして、この動きはかなり違和感を感じるということも書いています。
銀行が預金金利を下げたのは、日銀が当座預金のマイナス金利政策を採ったからです。収入が減る分、預金金利も下げるという決定をしたわけですね。
でも、今までのことを考えると、ちょっとひどいのではないかと思ったのです。
実はその件に関してちょっと補足があります。
ゼロ金利やマイナス金利になるのは一部だけ
銀行が預金金利を引き下げたのがおかしいと感じたもう一つの理由ですが、マイナス金利やゼロ金利になるのは一部だけだからです。実は、ほとんどの部分に関しては、今まで通り金利がつくのです。
マイナス金利を適用するのは、日銀の当座預金でこれから増額する分に限られます。ですから、銀行としては、受け取る利息が減るわけではないのです。
つまり、運用と言う意味では今まで通り金利を受け取れるのに、預金金利は先行して下げているということです。これって、あまり筋が通った話だとは思えませんよね。
前のページで書いた事情も踏まえると、「いくら何でも」という感想は持たざるを得ません。助けてもらった恩は忘れてしまったのでしょうか。
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タグ: マイナス金利





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