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銀行預金や国内債券で貯蓄する人にはNISA・つみたてNISAは有利とはいえない

資産運用の有利な仕組みに、NISA があります。

NISA に関しては制度の導入時に、金融機関が大騒ぎをしていました。ですから、利用している人も少なくなりでしょう。あるいは、利用していないまでも知っている人は少なくないはずです。

そして、2018年1月から「つみたてNISA」という仕組みが始まります。これはどんなものかというと、名前から分かるように、積立てに特化したNISAですね。株式などでは利用することが出来ず、一部の投資信託(ETF を含みます)での積立で利用が可能です。

安全資産で運用する人にはNISA は有利ではない

通常のNISA にしても「つみたてNISA」にしても、私たちにとって非常に有利な仕組みです。というのも、NISA は運用益にかかる税金が免除される仕組みだからです。上手くいくと、数十万円とか数百万円単位のメリットがある可能性もあります。

しかし、残念なことに、貯蓄を中心にしている場合は、NISA にはほとんどメリットはありません。

預貯金ではNISA は使えない

まず、そもそも預貯金はNISA の対象外です。また、個人向け国債も対象外です。元本保証の商品ではそもそもNISA は使えないのです。

ただ、日本の国債などの債券で運用する投資信託の中には、NISA の対象になっているものもあります。こうした商品なら元本割れのリスクはありますが、比較的安全な運用が可能です。

使えたとしても恩恵は小さい

しかしながら、これらの投資信託をNISA の口座で運用しても、節税の恩恵はほとんどないでしょう。というのも、低金利のご時世なので、こういった投資信託ではほとんど儲からないからです。

例えば、国内債券で運用するNISA の対象になっている投資信託を、120万円で買い付けたとしましょう。これを保有した結果、5年で3%基準価額が上がったとします。

そうすると、売却益は3万6000円になりますね。NISA 使う場合と使わない場合で、この3万2000円にたいして約20%の税金がかかるかどうかの差が出ます。つまり、約7,200円分の節税が出来る可能性があります。

7,200円でもメリットと言えばメリットと言えますけどね。でも、本来のNISA が想定しているほどの大きなメリットではないはずです。この小さなメリットのために、わざわざ専用口座を作るのかという問題もありそうです。

しかも、これらの投資信託は元本保証ではありません。大きく元本割れをする確率は小さいとはいえ、数パーセント程度の下落の可能性は十分にあるのです。

確定拠出年金(iDeCo)の方が使える

これと比べると、確定拠出年金の個人型(iDeCo)の方が明らかに使えます。というのも、確定拠出年金の個人型は掛け金の分だけ所得控除があるからです。

例えば、確定拠出年金に月々2万円拠出している人がいたとします。この人の給料には、10%の所得税がかかっていたとしましょう。

この場合、年間で2万4000円の所得税の節税が出来ます。これに加えて、住民税の節税効果もあります。つまり、年間24万円を拠出するだけで2万4000円+住民税の一部の節税が出来るわけです。NISA と比べると、明らかにお得ですよね。

また、確定拠出年金には元本確保型の商品も用意されています。細かい説明は省略しますが、ほぼ元本保証と同義と解釈しておいて良い商品です。つまり、元本保証の商品に積み立てるだけで、大きな節税効果があるわけですね。

もともとNISA と比べても、確定拠出年金はメリットが大きい仕組みです。そして、ローリスク・ローリターンの商品で運用する場合でも、十分に大きなメリットがあるのです。

確定拠出年金で注意するポイント

上で簡単に比較したように、NISA よりも確定拠出年金(iDeCo)の方が使える仕組みです。しかし、注意すべき点が2つあります。

確定拠出年金は中途解約ができないから注意が必要

確定拠出年金で注意すべきなのは、原則として中途解約ができないという点でしょう。あくまで年金を準備するための措置ですので、簡単に解約を許すわけにはいかないのでしょうね。

ですから、近い将来に必要になる資金を、確定拠出年金で運用するわけにはいきません。この点は注意しておく必要があるでしょう。

所得が無いとメリットは小さい

確定拠出年金の最大のメリットは、所得税や住民税の節税が出来るという点です。上に書いたように、結構大きい額の節税が出来ます。

ただ、所得税や住民税の節税効果があるという事は、逆に言うと、所得が無い人には節税効果が小さいという事になってしまいます。もともと所得が無ければ、所得税の節税はしようが無いですからね。

ということで、例えば専業主婦の人などは、ちょっと注意する必要があります。

確定拠出年金(個人型)を始めるなら

ちなみに、確定拠出年金(個人型)を始めるなら、SBI証券かマネックス証券がお勧めです。

この2つをお勧めする理由は、次のようなものです。

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