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住宅ローンなんて軽々しく組んじゃダメ| 夫が働けなくなると対処のしようが無い

めちゃイケ終了の新聞記事のなかに、「ジャルジャル後藤、めちゃイケ終了に『家買ったら番組3本終わった』…35年ローン」という記事がありました。デイリースポーツの記事です。

この記事の中で、ジャルジャル後藤が、番組終了のニュースを聞いて頭を抱えたというような記述がありました。どうやら、番組内容をそのまま紹介する記事のようなので、番組内で過剰なパフォーマンスをしたのでしょう。

個人事業主は不安定だから、当然大変です

芸人さんの場合は、おそらく、個人事業主というケースが多いでしょう。個人事業主であるとすれば、突然仕事が減ってローン返済が滞るなんて可能性は小さくありません。

彼の抱えているローンが実際にどの程度かは知りようがありませんが、それなりに大変なのだとは思います。35年という返済期間を考えると、金額はかなり大きいと考えられます。

仮に月々の返済額が10万円だとすると返済総額が4,200万円、月々の返済額が20万円だとすると返済総額が8,400万円、月々の返済額が30万円だとすると返済総額が12,600万円となります。現在は金利が非常に低いですから、ローン残高は5,000万円から1億円の間くらいと考えるのが妥当でしょうか。

やっぱりちょっとキツい感じはしますね。番組上の演出ではなく、本当にヤバい可能性も大きそうです。

芸人さんに限らず、個人事業主は不安定ですからね。こういうリスクはついて回ります。

サラリーマンだって安全ではない

ただ、こうしたリスクは、個人事業主に限られたものではありません。サラリーマンでも十分に起こり得ます。

一番ありそうなケースが、会社の倒産で失業してしまうケースですね。あるいは、職場の人間関係などが原因で、仕事を辞めるなんてこともあり得るでしょう。

もちろん、新しい仕事がすくに見つかって、それで給料が落ちないのであれば、全く問題は無いでしょう。でも、すぐに仕事が見つかるとは限りません。仮に仕事が見つかっても、転職すると給料が下がることの方が多いはずです。

また、会社の業績が悪化して、給料が大幅に減るという事だってあり得るでしょう。例えば、勤め先が大きな不祥事を起こしたりすると、給料が大きく削られることもあります。東日本大震災後の東電とか、粉飾決算事件後の東芝は、給与の減額があったようです。

率直に言って、こんな事があると、ローンの返済に相当支障をきたす可能性があります。得に、無理な返済計画を組んでいたりすると大変です。

あるいは、病気になって働けなくなるケースでも、同じような状況になりかねません。病気の場合はすぐにクビになるなんてことはありませんけどね。健康保険の傷病手当金などの仕組みもありますし。それでも病気が長引けば、仕事を辞めざるを得ないケースが無いわけではありません。

ローン返済という意味だけなら死んだ方が問題解決は楽

ちょっと不謹慎な言い方ですが、実は、夫が亡くなってしまった場合の方が経済的な問題は起こりません。少なくとも住宅ローンでは。

これは何故かというと、住宅ローンを組むときに、団体信用生命保険という保険に入るのが一般的だからです。団信とも呼ばれます。

団体信用生命保険がどんな保険課というと、住宅ローンの残った分の死亡保険金が支払われる保険です。こういう保険があるので、夫が亡くなると、住宅ローンの返済は終わってしまうのです。高度障害でも、保険金は支払われます。

もちろん、夫が亡くなると収入が亡くなるわけですから、残された家族が経済的に大変なのは事実です。でも、ローン返済が完全に必要なくなるので、実は世間で考えられているほど大変ではないとも言えるのです。

住宅ローンはギャンブルよりもタチが悪い

政府や企業に比べて、家計というのは借金に弱くできています。その大きな理由の一つが、借金を返す原資が夫の給与だけという事が多いからです。

日本の会社の場合は、そんなに簡単にクビになる事はありませんが、それでも全くない話とも言えません。上に書いたように企業の不祥事で、超有名企業でも、給料が大幅に下がるという事もありますしね。

それに、若くして病気になるというケースも、考えられなくはありませんしね。これも、確率的には必ずしも高くはありませんが。

万が一、夫が働けないなんて事態になると、それだけで家計は行き詰まってしまいます。はっきり言って、このリスクは小さく見積もるべきではありません。確率は低くても、起こった時のインパクトはとんでもなく大きいですから。

不思議な事に、借金は絶対に嫌という人でも、住宅ローンには抵抗ないというケースもあるようです。でも、住宅ローンだって、借金は借金なんですよね。しかも、個人にとってはとんでもない金額の借金です。

十分に余裕をもってローンを組むことを考えた方が良いでしょう。そうしないと、大変なことになる可能性もあります。

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