生命保険は日本人が一生の中でする買い物の中で、2番目に高価な商品であるといわれています。という事は、賢く入らないともったいないという事ですね。あるいは、生命保険に入りすぎと考えないといけないのかも。
そのあたりの点について考えてみましょう。
どのくらいの額の保険料を払っているか
人生の中で、一番高い買い物はわかりますよね。そうです。住宅です。まあ、「配偶者」とか「結婚」が一番高くつくなんてブラックユーモアもありそうですが、ここでは住宅という事でいきましょう。
そして、生命保険は住宅の次に高い買い物だと言われています。ちょっと実感がわかないでしょうか。
それでは、具体的に考えてみましょう。生命保険文化センター1 によると、平成28年に支払った生命保険の保険料は、平均で19.7万円なのだそうです。2
ちなみに、男性が22.8万円で、女性が17.4万円でした。女性の保険料が意外に多くてびっくりです。生命保険の必要性からいったら、もっと男性優位でも良いはずなのですが。
さて、毎年一人当たり約20万円払っているとしたら、夫婦で考えると年間40万円の保険料です。この金額を信じるのなら、やっぱり2番目に大きい買い物といえそうですね。
車よりも高いでしょう。この保険料を30年払えば1,000万円を超えますしね。
自分の保険料が小さすぎると思った人へ
年間約20万円という保険料を見て、自分の保険料が小さすぎると思った人もいるでしょう。でも、あまり心配する必要はありません。生命保険の保険料は、大きな契約をする人が引き上げている可能性があるからです。
分かりやすく言うと、相続対策で使う人は大きな保険に入りますよね。あるいは、学資保険や養老保険、個人年金などの貯蓄目的で保険を使う人も、保険料は高くなる傾向にあります。
あんまり保険料の平均を気にしても意味は無いのです。というか、個人的には、年間5万円だって入りすぎだと思っています。
率直に言って、「みんな保険会社に貢ぎすぎだよ」というのが私の素直な感想ですから。
高額な商品だという認識は薄い
さて、話を戻しましょう。
数字で簡単に確認できるように、保険は高額な商品です。でも、私たちは、生命保険がそんなに高額な商品であるという認識は薄いようです。
これは、月々に支払うお金はそれほど大きくないためかもしれませんね。あるいは、貯蓄型の保険の場合は、将来お金が戻ってくるという認識があるので、負担感が小さいのかもしれませんね。
まあ、それにしたって、高額な保険料を払っていることに対する意識が薄いのは問題でしょう。1人あたり年間20万円あれば、かなり色々な事が出来ますからね。
私だったら、生命保険は掛け捨ての定期保険にして、残りは確定拠出年金かつみたてNISA で運用しようと思うでしょうね。運用方法にもよりますが、手数料が高い生命保険を使うよりも、はるかに有利な運用ができる可能性が大きいですからね。医療保険や養老保険に入るよりは、賢い選択だと思いますよ。
とにかく、これだけ高額な商品を買っているわけですから、もうちょっと意識をしても良いのかなあとは思います。繰り返しますが、「みんな保険会社に貢ぎすぎ」です。
お金はもうちょっと有効に使いましょう。
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