FP2級のテキストは、何冊か出版されています。その中でどれを選べばいいのでしょうか。迷う人も多い事でしょう。
そこで、独断と偏見を交えて、テキストのご紹介をしようと思います。参考になれば幸いです。
みんなが欲しかった! FPの教科書 2級
人気がある本のようです。
薄くてコンパクトに纏まっている
良く言うと、コンパクトにまとまった一冊という感じでしょうか。255ページと言うのは、FP技能検定のテキストそしては、かなり薄い部類です。類書の半分くらいのページ数でしょうかねえ。
索引も付いているので、使い勝手もそれほど悪くは無いと思います。索引が無いと、分からないところを調べる時に不便ですからね。索引が有るのは、非常に重要なポイントです。
カラーで図解が多いのも、良い点だと思います。特に図解は、イメージがしやすくて助かりますね。
テキストと言うよりは講義ノート
ただ、この本には、デメリットも多そうな気がします。テキストと言うよりは、講義ノートと言う感じがするのです。要点集と言っても良いでしょうか。
ですから、分かっている人が確認のために読むのなら、良い本だと思うのです。しかし、1から勉強しようという人が読むと、ちょっと分かりづらく感じるかもしれません。
取り組みとしては面白いと思いますが、万人向けの優れたテキストという感じでもありません。
最短合格 2級FP技能士
このテキストは「きんざい」というところから出版されています。また、編著者も「きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター」とあります。
この名前を見れば、誰もが、FP2級の試験実施機関である金融財政事情研究会との関係を疑うでしょう。というか、何かしらの関係が無ければ、こんな名前は怒られるはずですよね。
そして、実際、この本は金融財政事情研究会と関係があります。出版社のきんざいと、試験実施機関の金融財政事情研究会の所在地は、どちらも「東京都新宿区南元町19」とあるのです。つまり、同じビルに入っているわけですね。
さらには、ウィキペディアに「本法人の営利及び非公益事業を行う関連会社である株式会社きんざい」なんていう記述もあります。この訂正されること無く記述はずっとあるので、おそらく正しい情報(または、それにかなり近い情報)なのでしょう。
金融財政事情研究会に関連した会社が作った本であるということは、当然ですが、試験で出題されやすい箇所が載っていると期待しますよね。
ちなみに、ページ数は504ページです。FP2級のテキストとしては標準的な部類でしょうか。
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