金融財政事情研究会と日本FP協会では、FP技能検定の合格率が大きく違います。日本FP協会の方が、明らかに受験者のレベルが高いようです。
「大きく違う」と言われても良く分からないので、グラフにして比較してみました。一目瞭然で、両者に差があることが分かります。
日本FP協会の受験生の方が金融財政事情研究会の受験生より優秀
日本FP協会と金融財政事情研究会では、日本FP協会の方が受験生が優秀なようです。FP技能検定について調べている方なら、ご存知かもしれませんが。
これはヘイトでも何でもなく、合格率を比べてみると明らかなのです。日本FP協会の受験者の方が、圧倒的に成績が優秀です。
もちろん、金融財政事情研究会の受験生が能力的に劣るという事でもないでしょう。単に、日本FP協会で受験する人は、まじめに準備をしている人が多いのではないかと推測します。
金融財政事情研究会で受ける人は、金融機関や保険会社の人が多いでしょうからね。業務命令やそれに近い形で、半ば強制的に受験させられている人もいるのでしょう。推測ですが。
具体的にどのくらい合格率が違う
合格率が違うと言われても、なかなかイメージがし辛いものです。そこで、金融財政事情研究会と日本FP協会の合格率を、一つのグラフの中に並べてみました。金融財政事情研究会と日本FP協会で同じ試験が行われている、FP2級の学科試験での比較です。
これを見ると、日本FP協会の方が成績がいいのは、一目瞭然ですね。
全く同じ試験で、同じ基準でテストをしてこの結果なのです。受験生が優秀としか言いようがありません。
両者の差は徐々に大きくなっている
さて、グラフを見ていると、金融財政事情研究会と日本FP協会の合格率の差は、徐々に大きくなっているように見えます。最初はそこまで大きな差はなかったのに、徐々に両者の差が大きくなったのでしょうか。
そこで、「日本FP協会の合格者 - 金融財政事情研究会の合格者」を計算し、グラフにしてみました。
2010年くらいまでは、両者の差は5ポイント程度でした。差が付いた時でも10ポイントは開いていません。しかし、2010年代からは差が大きくなり、大きい時には20ポイント以上の差がついています。
2010年ころ何があったのだろう
それにしても、2010年ころに何があったのでしょうか。本当に突然、両者の合格率の差が大きくなっていますよね。
何か、きっかけになるような出来事があったと考える方が自然なんですけどね。ちょっと思いつきません。何があったんでしょうね。
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