お子さんがいる場合は、こども保険あるいは学資保険と呼ばれる保険をすすめられる可能性があります。
こども保険というのは、子供の大学進学費用を貯める事を主な目的としています。
ここでは、こども保険の仕組みを説明します。
こども保険の仕組み
こども保険の特徴は、途中で親が死亡した場合、それ以降保険料の支払いが必要なくなるという点にあります。
どういう仕組みになっているか、具体的にみてみましょう。
Aさんは息子のために400万円のこども保険に入ったとします。
何も問題がなければ、子供が大学に入学するタイミングで満期保険金の400万円が支払われます。
これは普通に貯蓄したのと同じことです。
仮に子供の大学入学までにAさんが亡くなった場合は、死亡保障として400万円の保険金が支払われます。
この場合は、Aさんがなくなった以降の保険料は支払う必要がありません。
不幸にしてAさんがなくなってしまった場合でも、子供の学費を心配しなくて良いのです。
このように、こども保険では、父親が仮に死亡しても積立てたのと同額の死亡保険金がもらえるわけです。
そして、父親の死亡以降は保険料の負担がなくなります。
一言補足すると、こども保険は父親を被保険者とする養老保険と言うことも出来ます。
父親の生死で保険料の負担が必要かどうか判断することになります。
そして、父親が生存した場合も死亡した場合も保険金が支払われます。
これは父親を被保険者とする養老保険と同じなのです。
ここまでの内容を整理してみましょう。
【こども保険の例】
子供が18歳になったときに満期を迎え、父親を被保険者とするこども保険
★子供が18歳まで父親が生きていた場合:満期保険金が貰える。
★子供が18歳までに父親が死亡した場合:満期保険金と同額の死亡保険金が貰える。死亡したら以降の保険料の支払いが不要になる。
ちなみに、被保険者を母親にすることで、母親が死亡した場合に保険料の負担が無くなるようにすることも可能です。
母子家庭の場合や、母親の方が収入が多い場合は、母親を被保険者にして契約します。
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