こども保険は人気がある保険のようです。
子供の将来の学費を心配しなくて良いという言い回しが、何となく安心感を与えるようです。
しかし、個人的にはこれも必要性が疑わしいと思っています。
養老保険は貯蓄性が高い保険で、固定金利での契約です。
一般に現在のように金利が低い時期は、通常は固定金利の商品は避けるものです。
なぜなら、貯蓄性が高い商品なのに、ほとんどお金を増やせないからです。
それに将来の金利上昇に備えることが出来ません。
実際にこども保険の中には、元本割れするケースも多いようです。
こども保険以外の選択肢
では、子供の大学の資金はどうしたら良いのでしょうか?
例えば、投資信託のなかで安全性の高いものを利用すれば良いでしょう。
金利が低い時期には、変動金利で運用するのが基本です。
親の死亡がどうしても心配だという人もいると思います。
そういうケースでは、収入保障年金や逓減年金の死亡保険金を少し高めに設定しておけば良いでしょう。
そうすれば子供の学費の全額は賄うことは出来なくても、ある程度の部分はカバーできるはずです。
それで急場はしのげるでしょう。
足りない部分に関しては、奨学金を利用する事だって可能です。
保険の外交員に無理にすすめられたら
保険の代理店や外交員に無理にすすめられる事もあると思います。
そんなときには、いくつか質問してみましょう。
具体的には、
・この保険は元本割れすることはありませんか?
・予定利率が低い今の時期に貯蓄性の高い固定金利の保険に入るメリットは何ですか?
・子供が大学に入る前に、父親が死亡するリスクはどの程度ありますか?
こういった質問をぶつけてみると良いと思います。
多くの場合、それ以上はすすめてこなくなると思います。
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