上に見たように、日本の公的な保険制度は大変充実しています。
そう考えると、医療保険に追加で加入する必要性は大きくなさそうです。
そこで、生命保険を販売する側は「差額ベッド代」という言葉を持ち出して医療保険の勧誘してくることが多いようです。
差額ベッド代とは
入院したときに個室などを自ら選ぶと、個室の料金に関しては公的な保険が利きません。
その費用の事を「差額ベッド代」と言います。
この差額ベッド代がかかることがあるので、医療保険に入ったほうがいいと勧誘するのです。
典型的なセールストークとしては、「大部屋の病室に空きがなかったときに個室になってしまうと、医療費が大変よ」と付け加えたりするそうです。
でも、これは大嘘。
注意してください。
大部屋に空きがなくて個室になった場合は、差額ベッド代はかかりません。
差額ベッド代は自ら個室を選んだときのみにかかるお金です。
空きのベッドがなく個室に入る場合は差額ベッド代を払う必要はないのです。
患者の完全に任意です。
患者の無知に付け込んで、差額ベッド代を要求してくる悪質な病院も確かにあるようです。
大部屋に空きがないからと勝手に個室に入れておいて、差額ベッド代を請求してくるのだそうです。
しかしこちらに知識があれば、無効も無茶な要求はしてきません。
役所に申し出られたら病院も困りますから。
差額ベッド代は自ら望んで個室を選ばない限り、必要がないのです。
以上のような点を考えると、医療保険が本当に必要かどうかは疑わしいと思いませんか?
病室は個室でなければ絶対にダメと考えている人や、保険の対象外である高度な医療を受けたいと思っている人は別にして、医療保険はそれほど必要性が高い保険ではないのです。
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