今回の例は、契約している保険会社から保険の見直しをすすめられているという例です。
「利差配当付更新型終身移行保険」という保険から、別の「利差配当付更新型終身移行保険」か「配当付終身医療保険」に転換する事をすすめられているようです。
質問者の悩みは、どちらの保険が良いのかという点のようですが、問題の本質は違うところにありそうです。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/
q1215227702
保険は必要な保障から考えましょう
保険を考えるときに、損か得かという観点で考える人が多いようです。
確かに、同じ保障だったら、少しでも保険料が安い方が良いと考えるのは自然なことだと思います。
でも、損か得かを考える前に、自分の入っている保険の保障は自分にとって必要な保障が付いているのかを知る方が大事でしょう。
あるいは、必要以上の手厚い保障が付いていないかも知らないといけません。
保険と言うのは、何か事故があったときに必要なお金が手に入るようにするために入るものです。
その本来の目的を忘れて、損か得かという視点で考えるのはナンセンスだと思います。
今回の質問者の人は「利差配当付更新型終身移行保険」か「配当付終身医療保険」かで悩んでいます。
この2つの保険は目的が全く違うものです。
目的が違う2つの保険で悩むと言うことは、何のための保険なのか理解していない可能性が高い気がしてなりません。
はっきり言って、無意味な保険にお金を使っていると言って良いのではないでしょうか。
自分にとって必要な保険は何かと言ったあたりから考え直す方が良いような気がしました。
保険の見直しは保険会社の利益のために行われる
保険会社は転換をすすめてきたときには、何か裏があると思った方が良いでしょう。
時間を掛けてまで契約を結びなおすのですから、彼らにとってメリットがないはずがありません。
今回は更新の時期にあわせて営業に来ているものと思います。
更新すると大きく保険料が上がることが予想されます。
それでは解約されてしまいかねませんので、今までの貯蓄した部分を取り崩して掛け捨て部分の保障に充てるようにしているのではないかと推測します。
ここでも問題は、質問者の方が十分に理解していないと言う点でしょう。
自分のやろうとしている契約転換が自分のニーズにあっているのかどうか理解しているようには思えません。
質問の①のパターンが、貯蓄部分を取り崩して、掛け捨てにまわしていると認識した上で転換するかどうかを検討すべきだと思います。
外交員の話を鵜呑みにしていては、将来思ったほどの貯蓄がなくて、老後の資金繰りに影響が出るなんてことになりかねません。
理解していない保険に入っても良いことは一つもない
何となく不安だからと言う理由で、よく売れているらしい保険に入ると言う人もいるようです。
安い買い物ならそれでも許されるのだと思います。
しかし、保険はかなり高額な商品です。
今回の例だと、毎年30万円もの保険料を支払っているのです。
更新などで値上がりしていくでしょうから、30年以上入ると1千万を超える可能性が高いと思います。
そんな高額商品を理解しないで買うなんて馬鹿馬鹿しいと思いませんか?
よく分からない状態で入るくらいなら、入らない方がマシなくらいだと思います。
保険料の分を貯蓄に回せば、その分は絶対に貯まるのですから。
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