仕組預金はデリバティブを組み込んだ預金の総称をいいます。ですから、仕組預金といっても、様々なタイプの預金が存在します。
預金と言う名前がついていますが、その仕組によっては、大きく元本割れをするリスクを負うこともあり得ます。仕組預金を利用するときには、どんなリスクがあるのかを把握した上で利用する必要があるでしょう。
先物外国為替取引・デリバティブ取引などを組み込んだ金融商品です。通常の預金よりもはるかに高金利なので、人気はあるようですね。ただ、原則として中途解約はできないという欠点もあります。
銀行が認めた場合は、中途解約が認められることはあるようですけどね。あくまで例外です。
また、満期日は銀行の都合で繰り上げることが出来ます。実はこれが曲者です。後で簡単に説明しましょう。
あと、円建ての場合は、満期までもてば元本保証されるようです。以前は元本割れの商品もあったようですけどね。色々トラブルがあった結果、元本割れの商品は排除されているようです。
まあ、元本割れの有無に関しては、事前に確認してください。大事なポイントですから。ちなみに、外貨建てだと元本割れの可能性がある商品がほとんどです。これは当たり前ですけどね。
仕組預金はこんな感じの預金ですが、ちょっと気になるのが満期日が銀行の都合で繰り上げ、あるいは繰り下げられるという点です。
これって、要するに、銀行にとって有利な条件の時に契約を終了できるという事ですよね。その一方で、契約者は解約する権利を持っていないわけです。もう、ただただアンフェアな契約としか言いようがありません。
別のところで書きましたが、金利が低い商品の場合は流動性の確保が絶対条件です。これを書いている現在(2017年12月)の仕組預金の金利を見る限り、流動性を犠牲にするほどとも思えないんですよね。円預金の場合、年0.15%とか年0.2%程度の金利ですから。
率直に言って、今の時期に仕組預金の契約をするくらいなら、変動10年の個人向け国債の方がお勧めです。金利こそ0.05%と仕組預金より低いですが、長期国債の金利が上昇したら金利は仕組預金よりはるかに高くなります。
しかも流動性の面では個人向け国債の方が遥かに有利なのです。というのも、購入後1年たてば、いつでも解約に応じてもらえるからです。そして、多少の手数料はかかりますが、絶対に元本割れしないという点も重要でしょう。
銀行の都合で左右される仕組み預金とは、比べ物にならないわけですね。
仕組預金はデリバティブを組み込んだ預金の総称をいいます。ですから、仕組預金といっても、様々なタイプの預金が存在します。
預金と言う名前がついていますが、その仕組によっては、大きく元本割れをするリスクを負うこともあり得ます。仕組預金を利用するときには、どんなリスクがあるのかを把握した上で利用する必要があるでしょう。
前のページで紹介したように、楽天銀行では楽天エクステ預金という毎年金利が上がっていく定期預金を扱っています。
1年ごとに徐々に金利が上がっていくというこの預金は、一見したところ有利な商品のようにも見えます。しかし冷静に考えてみると、預金者にとってかなり不利な要素があります。
このページでは、具体的にどんな問題があるのかを考えてみましょう。
楽天銀行は楽天エクステ預金という新しいタイプの定期預金を扱っています。いわゆる仕組預金とよばれるよきんですね。
具体的にどんな預金かと言うと、基本的に最初は1年契約の定期預金です。ただ、楽天銀行の判断で、満期を延長することができるのです。そして、1年延長されていくごとに、翌年の金利が上昇していくのです。
ちなみにこの預金は、預金保険機構の保護対象になっています。つまり、楽天銀行の他の普通預金や定期預金とあわせて、元本1,000万円とその利息に関しては、楽天銀行が倒産しても保護されるのです。
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