‘国民年金・厚生年金’ カテゴリーのアーカイブ

公的年金の知識はとても重要です

国民年金や厚生年金などの公的年金の知識は、お金を貯める計画を立てる上で非常に重要です。当然ですが、特に老後資金において重要ですね。

というのも、将来の収入がどうなるのか分からなければ、計画の立てようがないからです。これは当然ですよね。

また、国民年金や厚生年金は、遺族年金という生命保険の機能も持っています。これまた将来の計画を立てるには重要な要素です。

遺族年金の給付を前提に、どのくらいの貯蓄が必要なのかとか、生命保険の保険金額がいくらなのかといったことを決める必要があるからです。つまり、公的年金の知識なしに、将来の貯蓄や運用の計画が立つわけが無いのです。

公的年金について解説してくれる人は少ない

こんな重要な知識であるにも関わらず、年金について一から詳しく説明してくれる人は多くありません。初心者にわかりやすい書籍というのも、全くであったことがありません。あくまで私が知る範囲での話ですが。

これだけ初心者に優しくない理由は明らかでしょう。そもそも年金について十分な知識を持っている人が少ないのです。

正確に書くと、もちろん知識を持っている人はいるんです。でも、他の分野に比べてかなり少ない気がします。

また、正確に説明しようと思うと、制度が複雑すぎてとんでもない労力がかかります。そこまでして初心者に教えたいと思う人は少ないのでしょうね。

色々と制度をいじりすぎてわけが分からないものに

結局、諸悪の根源は、公的年金制度の複雑さにあります。複雑なので専門家も育ちにくいですし、初心者向けに分かりやすい解説もし辛いのです。

といっても、大枠はそこまで複雑というわけではありません。細かい変更やらマイナーな給付やらがたくさんあって、把握するのが困難な仕組みが出来上がっています。

この影響は結構深刻で、一流といわれる新聞の記事ですら、不正確な記述がされていることも多いです。まあ、新聞が信頼できないのは、年金だけに限りませけど。

こんな感じなので、どうやって勉強するかはちょっと悩むところですね。結局、私自身も対処方法が見つかっていません。

そもそも年金って何?

ところで、年金という言葉はよく聞きますし、何となくわかったような気になっています。でも、年金って何かちゃんと説明できるでしょうか?

私の感覚ですが年金という言葉は意外と正確に理解されていないような気がします。そこで、まず、年金とは何かについて確認しておきましょう。

国語辞典の定義を見てみましょう

国語辞典では、「年金」は次のように定義されています。

毎年一定の金額を定期的に給付する制度の下で、支払われる金銭。老齢・退職・疾病・死亡などによる所得喪失に対する保障の目的をもつ。運営主体により公的年金・私的年金の区分がある。(大辞林)

終身または一定期間にわたり、毎年定期的に一定の金額を給付する制度のもとで、支給される金銭。老齢・障害・死亡などによる生活保障を目的とする。厚生年金・国民年金などの公的年金と、企業年金・個人年金などの私的年金とがある。(大辞泉)

毎年支給される金銭というのがポイント

まず、「毎年一定の金額を定期的に給付する制度の下で、支払われる金銭」が重要でしょう。大辞林によると、毎年一定額支払われる金銭の事を年金というわけですね。まあ、「年金」という字面からしたら、そのままとも言えますけどね。

大辞泉でも、同じような事を言っています。「毎年定期的に一定の金額を給付する制度のもとで、支給される金銭」ということで、毎年定期的に金銭を給付するのが年金だということです。

生活の保障って言うのもポイントらしい

また、大辞林には「所得喪失に対する保障の目的」という文言が入っています。そして大辞泉には「生活保障を目的」とあります。

ということは、金銭により生活の保障をすることが年金の目的だという事ですね。単に毎年お金を払う仕組みというだけではダメなわけです。

つまり、年金とは「生活の保障の目的で毎年定期的に払われる金銭のこと」と考えれば良いわけです。

いわゆる老齢年金は年金の一つに過ぎない

「生活の保障の目的で毎年支払われる金銭」が年金だとすると、私たちが年金だと思っているのは年金の機能の一部に過ぎないことが分かります。だって、生活の保障が必要なのは、老いた場合だけではありませんからね。

実際、公的年金には遺族年金や障害年金の機能もあります。あまり知らない人が多いようですけど。

率直に言って、老齢年金の話ばかりをするのは良くないと思うんだけどなあ。遺族年金も障害年金も、重要な機能ですよ。

でも、マスコミは、そういう仕組みは存在しないかのように報じますからね。まったく、けしからん。

国民年金の保険料を払っていない期間が1年ある場合の年金額

2018年1月17日 水曜日

国民年金の保険料を納めていない期間がある場合、老齢基礎年金の受給額はどうなるのでしょうか。満額の年金を受け取るには、どうしたらいいのでしょうか。あるいは、年金がもらえないという事は起こるのでしょうか。ちょっと確認してみましょう。

(さらに…)

働き者は損をする?65歳未満の老齢厚生年金の支給停止(在職老齢年金)

2018年1月5日 金曜日

突然ですが、公的年金って何歳からもらえるか知っていますか?

(さらに…)

公的年金には生命保険の機能もあるし、障害者の年金も

2018年1月4日 木曜日

あなたは、どんなときに公的年金がもらえるかご存知ですか?

当然ですが、年をとったらもらえる事は、ほとんどの方がわかっていますよね。年金といったら、間違いなくそのイメージですから。

(さらに…)

国民年金の保険料は払った方が得か?やっぱり損?

2018年1月2日 火曜日

国民年金の保険料は払った方が得なのでしょうか?

(さらに…)