値上がり追求だけが株式投資ではない
株式投資というと、安く買って高く売ることだと考える人がほとんどだと思います。
確かにその通りで、株式投資で大きく儲けようと思ったらこの方法しかないかもしれません。
でも、堅実に儲けようと思っているのなら配当金に注目してみるという作戦もあるんです。
配当という言葉になじみがない方もいるかもしれませんので簡単に説明しましょう。
企業が稼いだ利益は主に2つの方法で使われます。
一つは稼いだお金を元に成長するための投資の元でとして企業の中に残しておくという方法です。
もう一つが、企業の所有者である株主に儲けを還元するという方法です。
この企業の利益の株主への還元の事を配当金とか配当といいます。
で、今回注目しているのがこの配当なのです。
なぜ注目しているかというと、最近の傾向として利益を配当にまわす割合が高くなってきているからという事情があるんです。
だから、企業の利益の分け前である配当を目当てに株式に投資するという作戦をとることができるようになっているんです。
配当が多いか少ないかを見る指標
覚えて置いていただきたい言葉に配当利回りという指標があります。
配当利回りというのは1年間にもらえる配当を現在の株価でわって求められます。
配当利回り=1株辺りの配当÷株価
この指標を使うと、投資額に対してどれだけの配当がもらえるかを簡単にチェックできます。
例えば、配当利回りが1%だとして100万円分の株を買うと1万円分の配当がもらえる事が分かります。
この配当利回りは銀行預金の利息の利率のようなものだと思っていただけるとわかりやすいと思います。
実際の配当利回りはYahoo! financeなどで簡単に調べる事ができます。例えば、日産自動車の配当利回りはhttp://quote.yahoo.co.jp/q?s=7201.t&d=tで確認可能です。
また、高配当の株を探すには株マップ.comというサイトが便利です。
具体例を見てみましょう
日産自動車では株価に対して2%以上の配当を支払っています(2005.8.5現在)。つまり、日産自動車の株を10万円分持っていたとすると1年間に配当が2,000円ももらえるという事です。
これは銀行預金などと比べてととんでもなく高い利息だと考えられませんか?
さらに、日産自動車の株価が上がれば更なる利益を得ることも可能です。
例えば、1年物の定期預金に2,000円預けても振り込み手数用ほどの利息もつかないでしょう。それと比べれば・・・。
さらに、日産自動車の2%という配当利回りは特に利回りが大きいわけではないという点は付け加えておきます。
中には4%超えるような配当利回りの会社も存在します。(2005.8.5現在)
デメリットもあるんです
もちろん、株式ですので株価が下がって損をしてしまうという可能性はあります。
下手をしたら、10万円が5万円になってしまう可能性だって会社が潰れて0円になってしまう可能性だってありえます。
そんな思いをしてまで増やそうなんて思わないという方もいるでしょう。
それは、それでもっともな考え方だと思います。そんな方に、ムリにお薦めする気はありません。
損をする可能性があるのをわかった上で、タダ同然の利息しかつかない銀行預金に預けておくのが嫌な人はお試しください。
もちろん、損をしないために株式投資に関する基礎知識を学習しておく必要はありますよ。
配当中心の投資を考えるのなら、株価が下がりにくい会社かどうかとか、潰れにくい会社かどうかといったチェックは必要です。
2005.08.05
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