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国民年金の保険料は払った方が得なのでしょうか?
もちろん、保険料は払わなきゃいけないのですよ。でも、あえて得か損かとという観点でみてみたらどうなるのでしょう?
国民年金に関して簡単におさらい
とりあえず、国民年金の保険料を払う人に関するお話なので、その辺りだけ見ておきましょう。
- 国民年金の保険料の月額
13,300円(この記事を書いている時点)。
国民年金の保険料を払った方がいいと思われる点
まず、国民年金を払う事によるメリットをみておきましょう。
- 払い続けないと今まで払った分が無駄になる
国民年金の加入期間は通常40年間あります。40年間払い続けると満額の年金がもらえるわけです。ところが、途中で払っていない期間があると、払っていない期間の分は割り引いた額の年金が支払われる事になります。具体的には途中4年間払わない期間があったりすると年金額は満額の90パーセントしかもらえません。これは合理的ですよね。保険料を払っていない分は年金もやらないというわけです。
ところが、保険料を支払った期間が25年に満たないと、年金は全くもらえません。この25年は厚生年金の加入期間も含めることができます。
具体的に考えてみましょう。ずーっと自営業をやってきて、24年と11ヶ月分の保険料を払っていたのだけれど、年金がもらえなくなるかもしれないという噂を聞いて、保険料を払うのを止めてしまった人がいるとします。この人は24年11か月分の保険料を払っているにもかかわらず将来何ももらえないのです。つまり保険料の払い損です。現在の保険料が月額13,300円ですのでそれを元に計算すると、3,976,700円もの保険料を払っていたにもかかわらず年金がもらえないということになってしまいます。
今までに1円でも国民年金の保険料を支払った人はそれを取り返すためには最低25年分は支払わないとその分が無駄になってしまいます。この点は見逃せませんよね。
国民年金の保険料を払うのを躊躇してしまう点
- 制度が破綻しているから、給付水準が下げられる恐れがある
国民年金は年金額を次の世代の保険料で払うという制度です。つまり、私たちが引退したときに子供や孫の世代が支払う保険料を元に年金が支払われるわけですね。でも、ご存知のとおり現在は少子化です。子供が少なくなるということは私たちが引退するころに保険料を払ってくれる世代が少ないわけです。ということは、当然入ってくる保険料が減ってしまいます。これでは私たちの世代に十分な年金を払う事はできませんね。そうなると年金額を下げてまかなう必要があるかもしれません。
要するに、今お金を取るだけとって将来年金がいくらもらえるか分からないという不透明さがあるので制度に不信感を持っているというのが最大のデメリットでしょうね。この不信感に関しては更に議論が必要そうです。
結論
給付の水準が下げられる可能性があるというのはやっぱり大きいのですが、傷害年金・遺族年金の制度があるのでやっぱり入っておいた方がいいでしょうね。民間の保険会社だけでまかなうよりは経済的に有利だと思います。民間の保険会社は税金の補助などないのでその分保険料も割高になってしまいます。
さらに、今まで1回でも保険料を払った事がある人ならそれを取り返すためにも25年分は保険料を払わないともったいないと思います。特に、サラリーマンからフリーランスになるなどして、ある程度の期間保険料を払っている人は絶対に払った方がお得です。
これらの事を考え合わせると、どうやら国民年金の保険料は払っておいた方がよさそうです。
一応繰り返しておきますが本来払って当然なんですよ。
2005.07.17
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